●心から犬に感謝を…
すべての画像を見る(全18枚)ケーキは冷凍で届くため、昨晩から冷蔵庫で溶かしておいた。手づくりのお粗末なケーキトッパー『9』を指し、ハッピーバースデーの曲を流す。
「犬ちゃん9歳のお誕生日おめでとう!」心からの祝福とありったけの感謝を犬に捧ぐ。
ほんでパーティのあとは昼寝と相場が決まっとる。ちなみに雨の午後によく見る日常的な光景でもある。
起きた母がまだはっきりしない意識のなかで犬の名を呼ぶのも日常。近くで犬が寝てたらほっとするみたいだ。
夕方になっても雨は激しいままで、散歩も軽めに済ませるしかなかった。
「消化不良かな? 身体動かすか」とオモチャを手にした直後飛びつかれた。ピカチュウの電光石火と張れるくらい光速。
しっかりと遊び、パーティの余韻が残るなかで眠りについた。
後日、雨のおかげか庭の芝生にたくさんの白詰草が咲いた。それを母が器用に編んで白詰草の冠を犬に被せていた。白詰草の花言葉は“幸運”そして“約束”である。
9歳、9歳ですよ。本当によく大きな病気や事故なくがんばってくれた。これからまた一年、からだも心もすこやかなまま10歳になれますように。困ったり悲しい出来事がありませんように。これは神様への祈り、そして自分との約束である。
●思い出の一枚を撮影したい
ここから少しだけ犬のことではない自分ごとをお伝えします。先日Instagramにて、私に記念撮影を依頼したい方に向けたプランのご案内をしました。アカウントのトップにピン留めをしている投稿になります!
というのも昨年からはじめた不定期連載を「まほろば写真館」というタイトルにするくらい、もともと写真館業の取り組みに憧れがありました。
3月にInstagramでその想いを溢したところ、本当に有難いことに撮ってほしいというメッセージをいただきました。ですが個人の依頼は受けていないとも思っていたようでした。
私としては媒体や個人で垣根を分けておらず、そういう気持ちをちゃんと伝えなければと考えさせられました。
ハレの日でも何気ない日でも、今日を生きているあなたの記念撮影をしたいです。そして時間をかけて大切にしてもらえるような写真が撮りたいです。ご興味のある方はぜひ投稿をご覧くださいね。