毎日の家事に育児…。夫や子どもが手伝ってくれたら助かるのに、自分ひとりの負担が多くてイライラしちゃうことはありませんか?
それなら家事の仕組みを変えてみましょう。そう提案するのは、整理収納アドバイザーのEmiさん。自身も9歳の双子のママというEmiさんが編み出したアイデアの数々を紹介します。
家族みんなを家事に巻き込めるシンプルな仕組みを取り入れる
家事をするのはいつも私ばかり…という家は、仕組みに問題があるのかも。自分ひとりでがんばるのではなく、家族みんなを巻き込むことがポイントです。だれでもわかるシンプルな仕組みを取り入れてみましょう。
●ふきんは家族がわかりやすいように用途別に色分けする
すべての画像を見る(全7枚)「食器は白のふきんでふいてね!」と家族に毎回言わなくていいよう、用途別に色分けします。
「茶色いテーブルをふくときは、ふきんも茶色、と色で関連づけると覚えやすいですよ」
●人別収納で“自分のものは自分で”管理
こまごまとしたものが多い洗面所は、「夫」「妻」「家族共有」と人別にエリアを決めて収納。
「自分のものは自分で管理するのがルール。片づけや掃除もそれぞれでやっています」
乾いた洗濯物も人別に色分けしたカゴへ入れておくだけ。
「各自でカゴから出し、たたんで引き出しにしまいます」
●よく使うものは作業する場所のそばに収納する
宅急便の開封に使うカッター類は、靴箱内のカゴへ。使うものは使う場所に置くと作業がスムーズになります。
「作業のたびに『あれどこ?』と聞かれることもなくなりますよ」
受け取りに使う印鑑は、マグネットでドアにはっておけば、使いたいときにパッと取り出せます。
このように印鑑にテープでマグネットをつけるだけ!
●お手伝いは楽しんでやってくれるような工夫を
各自の箸をそろえて出すのは、子どもにとっては意外と大変。
「立てて入れる“定食屋スタイル”なら容器ごと食卓に運ぶだけ。箸の種類も全部同じにすれば、選ぶ手間もなし!」
ちょっと仕組みを変えるだけで、家族の家事参加率が驚くほどアップ! このアイデア、試してみる価値大ですよ。