くも膜下出血って、もっと高齢の人がなる病気かと思っていた…

救急車で大きな病院へ搬送され、検査を受けた結果、くも膜下出血を起こしていたことが判明。7時間を超える大手術を受けることに。

救急車に同乗した上司、人事部のスタッフに呼ばれて病院へ駆けつけてくれたのは愛する家族たち。さぞかし驚いたことでしょう。

●ひとりぼっちでずっと待っていてくれた夫

手術直前、病院には私の両親も呼ばれました。本当に生きるか死ぬかの瀬戸際だったのだと思います。手術時間が長かったので、子どもたちは一度、おじいちゃんおばあちゃんたちと家に帰ったらしいのですが、万が一に備えて、夫はずっと病院のなかで手術が終わるのを待っていてくれたそう。

あとで「ひとりで心細かったけれど、大丈夫って願うことしかできなかったから、大変とか不安というより、自分自身を落ち着かせることに必死だったよ」と言っていました。

●予告されていた脳梗塞と後遺症

ショック
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夫は手術前の説明で、医師から「手術の後遺症で脳梗塞を起こすかもしれない」と言われていたらしいです。さすがにこれは高齢な私の親にも相談できなかったそう。“くも膜下出血で手術”という事態だけでも動揺が大きかったのです。

手術は成功し、無事に一命を取りとめたものの、予告通り脳梗塞を発症。右半身が動かなくなってしまいました。

私自身、くも膜下出血も脳梗塞も、もっと50代とか60代の男性がかかる病気だと思っていたのですが、入院中に「じつは40代、50代の女性にも多いことなんです。珍しくないですよ」と医師に言われてびっくりしました。

このようなわけで、セックスレスを通り越して、私はいきなり右半身麻痺になってしまったわけですが、その後の夫婦生活の様子についてはまた次回したいと思います。

◆次回のお話はこちら!

40代、脳梗塞を乗り越えてセックスレス解消。今は「もう夫としなくても平気」な理由:直子さんの場合2

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