せっかく買ったのに、「使っていない」「使いこなせなかった」という収納用品はありませんか? 「いつもの使い方から発想・視点を変えて考えてみると、使える収納用品が増えるかもしれませんよ」と話すのは、ライフオーガナイザーの森麻紀さん。どのように発想の転換をすると使える収納用品になるのか、そのコツを教えてもらいました。
使っていない収納アイテムも、発想を変えれば大活躍!
森さんが実際に発想を変えて使いこなしているアイテムを教えてもらいました。
●収納ケースを横に倒して使ってみる
すべての画像を見る(全16枚)わが家のアルバムはフタつきの箱に入れて、リビングにあるエレクトーンの下に置いています。目立たないよう同色の黒で統一。
エレクトーンのイスが手前にあるので、そのまま普通に置いてしまうと、取り出すときに「イスを手前に引きだす→箱を引きだす→フタをあける」という3つの工程を踏む必要があり、とても面倒くさい…。
そこで、フタを手前にくるにようにして箱を倒して置いてみることにしました。すると、「フタを開ける」のみでOKに。
これで、イスを手前に引き出す必要もなく、アルバムをいつでも気軽にすぐ取り出せるようになりました。
横に倒して使うメリットはほかにもあります。
それは、アルバムをそのまま棚に並べるより、箱という囲いがあると取り出しやすさがアップするということ。
もちろん中に入れるものにもよりますが、奥に行きすぎないので、本や四角いケースなどを収納するのにおすすめです。