すっきりしたデザインが人気の無印良品の掃除道具ですが、出しっぱなしにしていてもインテリアの邪魔にならないのも魅力のひとつ。最近では、新たに「隙間掃除シリーズ」も発売されました。
そこで今回は、掃除研究家でハウスキーピングコーディネーターのおそうじペコさんに、便利な無印良品のブラシを3つ紹介してもらいました。
無印良品の掃除グッズで、排水溝やシャワーヘッドなどの気になる汚れがしっかり落ちる!
今回選んだのはこの3本です。左から、
・1.隅まで洗えるボトル用ブラシ・大(高さ25.0cm×幅4.8cm)税込290円
・2.タイル目地ブラシ(幅3cm×奥行19cm×高さ9.5cm)税込250円
・3.隙間掃除シリーズ・ブラシ(幅1cm×長さ18cm)税込90円
並べてもサマになるのは、無印良品ならではのムダのないデザインだからだと思います。見ているだけで手にとってみたくなりませんか?
それぞれのブラシの特徴と使い方をご紹介します。
●1.隅まで洗えるボトル用ブラシ・大
猫のような形状のブラシ部分の毛は密集してフワフワ。ブラシと固めのスポンジの中間のような素材感です。先曲がりの形状なので角や多方面をこすることができます。
●古くなったら排水口掃除にも使えます
ボトル洗い用に一定期間使用したら、お掃除用に下ろして使用しています。傷つきにくい毛質、先曲がりの形状が排水口掃除にピッタリ。
細かい毛先が排水口トラップの凸凹部分の汚れを上手にかき出します。また、先曲がりなので排水口内の縁の掃除にもピタっとはまるのがうれしい。
柄が長めなので、排水口内部や排水管まで上手に洗うことができます。ブラシもやわらかいため、排水管も傷みにくいです。
※公式にはボトル洗い専用ブラシとして販売されています。
●2.タイル目地ブラシ
長い毛と短い毛のバランスが絶妙で、V字カットがかなり深くなっています。長い毛先は細かい場所に、根本の短い毛は力を込めてしっかりこすりたい場所にと使い分けることができます。
●浴室掃除になくてはならない1本
固すぎず、やわらかすぎない毛質と先細りの長い毛先は、小回りがきいて、浴室内のあらゆる細かい場所の掃除に便利です。
シャワーヘッドの小さい穴や溝など繊細な部分には、指先で毛先をつまむとピンポイントで使うことができます。
ヘアキャッチャーや排水口のフタなど細かい溝には、ブラシのつま先(長い毛先)をソフトに当てると、隙間に入り込んで上手に汚れをかき出すことができます。
カット面を生かして、少し寝かせてブラシを当てると、広い面をこすることが可能に。
●3.隙間掃除シリーズ・ブラシ
厚みがなくヘッド部分もやや斜めに曲がっているので、狭い部分にブラシを届かせることができます。毛先が細く長めなのも汚れをかき出しやすくなっています。
●細かい掃除に大活躍! キッチンにもあると便利
狭い形状の水栓周り、洗濯機のゴミフィルターにからまったホコリとりなど、フィルターの目に入り込んだ細かい汚れも上手にかき出せます。
食器洗い用にも1本あると便利です。スポンジがひっかかるおろし器や、水きりボウルなどもストレスなく洗うことができます。
シンプルで手になじむデザインと、使いやすさもきっちり計算されているのが無印良品の日用品です。また、気軽に試せるプチプライスなのも魅力のひとつ。
掃除のやる気がダウンしたときに、新しい風を入れる気持ちで、新しいブラシを下ろしてみるのもよいもの。ぜひお掃除のおともに使ってみてはいかがでしょうか。
※ブラシの素材はポリプロピレンの固めの毛質です。強く押し当てると傷をつけてしまうことがあるので使用前にテストをしてください。また、無理にこすると毛が抜けることもありますので注意してください。