●夫がすんなり離婚に応じた理由

父娘
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しばらくして、夫に離婚したいという意思を伝えると「娘に会えなくなるなんて絶対にいやだ」と猛反発。私としては、夫婦という関係を終わらせたいだけで、娘に対してはちゃんと父親でいてほしいし、いつでも会えるようにしたいと思っているという話をしました。イメージは離婚した某芸能人夫婦のような、同じマンション内の別の部屋に住んで、子どもはいつでも好きなときにパパにもママにも会えるというような環境です。

「もしあなたに新しいパートナーができたとしたら、その人も一緒に家族ぐるみでつき合うのが理想かな」と言うと、夫も「あぁ、そういう形ならいいかな」と、意外にもすんなり納得してくれた様子。

じつはまだ正式に決定はしていませんが、夫からも娘と離れなくてすむなら離婚を受け入れるという話が出ており、年内には決着がつきそうな見込みです。

●キレイでいるために必要なのは、愛でも恋でもなく

というわけで、すでに離婚が前提となった夫との生活のなかに行為はありません。いやいやしていたときに比べると、だいぶ気がラクになりました。夫と正式に離婚ができたとしても、当面、恋愛も結婚もいいかなと考えています。

けれど、行為自体は嫌いなわけではなく、セックスはしていたほうがキレイでいられそうとも思います。コロナも収まってきたし、女性向けの風俗店が1万5000円くらいであるなら行ってみたいなと興味津々。

●日本でも共同親権を認めてほしい

共同親権

最近は離婚しても一緒に子育てしていることを公言している芸能人も増えています。もちろん私自身、いざというときは1人でも娘を育てていかねばという覚悟はありますし、今もフルタイムで必死に働いてはいます。だからって娘から一方的に父親を奪うつもりも毛頭ありません。

賛否はあると思いますが、私たちのように夫婦関係は卒業したいけれど、お互いに子どもの親ではあり続けたいと願う夫婦のニーズは高まっているのではないでしょうか。

父母の双方が子どもに対する親権を有する共同親権が早く日本でも認められるようになるといいなと思っています。

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