●5.汎用性のある日用品を選ぶ

鍋
(※写真はイメージです)
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1つの用途だけにしか使えないものより、いろいろなことに使えるものを導入して、数少ないもので暮らすようにします。

たとえば、米は鍋で炊けば、炊飯器でキッチンが狭くなることはありません。洗剤も、用途別にいろいろ取り揃えなければ、収納にスペースを取られません。

●6.シンプルなデザインのものを選ぶ

食器
(※写真はイメージです)

所持品の見直しをしていて、どれを残すか迷うときは、できるだけシンプルなデザインや色のものを残してください。シンプルなもののほうが、多目的に使えるし、収納に場所を取りません。

変わった形の食器は重ねられないので、食器棚の中で場所を取ります。洋服も、シンプルなデザインにしておいたほうが、組み合わせが効くので、少ない枚数で暮らせます。色も、可能な限り統一感をもたせると、視覚的ノイズを減らすことができます。

生活全体でシンプルライフを目指すと、部屋の大小に関わらず、すっきり暮らせます。

●7.機能的な家具や道具に投資する

収納
(※写真はイメージです)

普段、買わない生活をおすすめしていますが、家族が多く、住まいにほとんど収納スペースがないときは、それなりにちゃんとした収納家具を買うべきです。

雑多なものがたくさんあるとき、隙間を利用する収納グッズや、100円均一ショップで買ってきたプラスチックのケース、お菓子が入っていた缶などを使って、整理整頓しようと思うかもしれません。

しかし、間に合わせのチープなケースを使っても、問題の根本的な解決にはつながりません。多少値がはっても、自分の生活環境に合った、機能的でコンパクトな家具を買って、そこに必要な物をおさめたほうがいいと思います。

もちろん、買うのは徹底的に不用品を捨て去ったあとです。(1)でおすすめした、不用品の撤去をきちんと行えば、中途半端な収納家具を捨てることができるので、つくりつけの収納スペースだけで、十分暮らせるかもしれません。

以上、狭い家ですっきり暮らすコツを紹介しました。私自身、かなり狭い住宅に住んでいますが、狭い住まいには、広い住まいにはないメリットがあります。

第一に、住宅費が安く上がること。次に掃除などの管理がラクなこと。スペースが限られているので、余計なものを持たずにすむという利点もあります。

狭い部屋のメリットを最大限に活かして、楽しく暮らしましょう。

 

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