●夫も同じ気持ちでいてくれた!
夫婦とはいえ、あまり大真面目に話し合うような話題でもないので、少し照れくさかったけれど、同じ気持ちでいてくれたんだなぁと思うとうれしさがこみ上げてきました。
当時、夫はインフラ系の会社に勤務。私はパートではありますが美容師として仕事復帰をしたばかりの頃。
お互い、土日は忙しいけれど、平日なら休みが取りやすいという環境だったので、月に1、2回くらいは、子どもを近くに住むお互いの両親にお願いして、二人でデートをする時間をつくることにしました。
すべての画像を見る(全4枚)「食事に行ってくるね」と言って、平日の真昼間からラブホへ行くこともしばしば。もちろん、映画を見に行ったり、話題のスイーツのお店へ出かけることもありました。
たった半日程度のことですが、まるで恋人だった時代に戻ったような雰囲気に浸れて、お互い大切な人なんだなぁと再認識できる貴重な時間になりました。
●それでもレスに戻ってしまった理由
これでレスも解消! と思っていたのですが、楽しい時間は長くは続かず。2年くらいしたある日、夫が社内の移動で営業所勤務になってしまったのです。それまで平日に休みを合わせてデートしていたのに、夫だけ完全土日休みに。
一方、私は美容師という職業柄、どうしても予約が土日に集中するため、お店の空気的にも休みにくいのです。
親たちも土日はそれぞれ予定が入っていることが多かったので、子どもを預けにくくなってしまいました。なんとかうまくやりくりしてデートの日をつくるようにしようと試みましたが、現実は年に1、2回あるかどうか。夫婦生活が完全に消滅しないように気をつけていたのに、またレスに舞い戻ってしまったのです。
そしてこの頃から、夫に女の影がちらつくのですが、そのお話はまた次回。