すっきり暮らしたいなら、「家に入ってくるものを減らす」ことが大事! アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、ものがたまらない工夫について教えてくれました。
アラフィフのミニマリストが実践。不用品がたまらない3つの工夫
アラフィフのミニマリストが毎日実践している、ものをためない生活のコツをお伝えします。気づくとものは増えてしまうので、毎日の積み重ねが大事。今日は3つの工夫を紹介します。
●1:カトラリーや調味料、もらったものは「即使う」
お弁当やお総菜を購入した際についてくる割りばし、スプーン、調味料などは「その日、食べるときに使いきる」ことを心がけています。
日常生活の中で、使い捨てのカトラリーや調味料をもらうことはよくありますが、それらがどんどんたまってしまうことで、キッチンやダイニング周りが乱雑になりがち。そして、使われないまま放置されたり、賞味期限を過ぎてしまったりすることもあります。
目に見える所におかないとすぐ忘れてしまうため、余った調味料類は目につきやすい場所において、早めに使いきるようにしています。小さなことですが、食材が無駄にならず、その結果節約にもつながります。
さらに食器棚やキッチンのスペースも無駄なく使えるため、整理整頓もラクになりますよ。
また親戚や友人からいただいた食品なども、早めに食べきることで賞味期限ぎれになることを防ぎます。割りばしやスプーン類も、その食事で使いきります。非常時用にいくつか残してありますが、あとは毎回使いきります。
さらにお中元などのギフトやプレゼントでいただいたものも、すぐに開封して消費しましょう。使わないとわかっているものはほかの方にお譲りするか、寄付をおすすめします。
食べものは賞味期限がありますので、わが家では消費しないなと思ったら、早めにだれかに譲るのが無駄にしないコツです。食べ物以外でも、譲ったりメルカリで売るなどして家から出すこと。早い判断をすることで、そのぶん家がスッキリしますよ。
●2:チラシや郵便物は「立ったまま処理」
帰宅後の郵便物の処理も大切です。手にした郵便物はすぐに仕分けして「ゴミ箱行き」と「チェックするもの」に分けます。立ったまま、一連の流れで処理することで、後回しにせずに片づけができます。
これが習慣化すると、常に机やテーブル、カウンターの上は整理整頓された状態に。また、大事な書類を紛失する心配も減りますし、探す手間も省けます。
郵便物がたまると家にある紙の量が増え、整理が大変になりますが、こうした毎日の習慣できれいな状態を維持できます。
また、フリーペーパーや雑誌類も定期的に処分することで、部屋が散らかるのを防ぐことができます。古くなったものはリサイクルに出すか捨てることで、常に新しい情報に触れることができますし、部屋もスッキリ保てます。
書類や雑誌の収納場所をつくるのも手。たとえばリビングの一角のカラーボックス一段分を使うとか、マガジンラックを置くなど位置を決めるといいですね。「そこに納まるだけ置いておく」という風に、自然とものの総量がキープできます。自分だけでなく家族も整理整頓がしやすくなりますね。
スマホで写真を撮り、紙の郵便物や雑誌をデジタル化することも考えてみましょう。デジタル化することで物理的なスペースを取らず、いつでもどこでも情報にアクセスできます。デジタル化はエコにも繋がりますし、情報を整理しやすくなります。