●年齢の離れた同級生たちには自分から話しかけて、今では一緒に勉強をがんばる関係に!
――朝起きて、子どもたちを送り出してから、ご自身も学校へ。キャンパスライフをどう過ごしているのかも気になります。学び直しをしたくとも「親子ほど年の違う人達と一緒に学べるのだろうか」と、不安を感じてしまう人も少なくありません。
みきママ:私は、めちゃくちゃ自分から話しかけています。最近の子って、わりとシャイなので、自分から輪をつくっていこう! と思いました。「みんな~一緒にご飯食べよ!」って声かけて、友だちがたくさんできました。個別で「今日は楽しかったです!」とLINEが来たりして、みきママは昭和生まれの女なので(笑)、みんなの前で楽しい! って言えばいいのに~なんて思ったりもするんですが、世代の違いを感じるのもおもしろいんです。
また、みんなの話に耳を傾けることで、若い子の暮らしぶりや考えていることをリアルに感じ取ることができ、そこにも学びがありますね。私が18歳だった頃からは信じられないぐらい、みんな勉強もバイトもがんばっていると尊敬しています。
すべての画像を見る(全3枚)――10代後半の人の中に40代が混ざることで、新たな刺激も生まれそうです。
みきママ:つい最近も、19歳の同級生と一緒に勉強したんですよ。私が「10代に負けてられないよ~!」とか言いながら勉強しているから、同級生たちも「40代がこんなにがんばってるんだから、自分も単位を落としたくない」と、いい意味で私の存在を励みにしてもらえているみたいで。年齢が離れている私とも仲良くしてくれて、同級生のみんなには感謝しかないです。
●長期的には学びを活かし、健康や美容と、栄養学をつなげていきたい
――最後に、学び直し真っ最中の今、感じること、この先に目指すことを伺いました。
みきママ:大学の授業を終えてから18時頃に帰宅すると、子どもたちはおなかがペコペコ状態。15分でつくれるレシピで勝負! みたいになっているのですが、おかげで短時間でつくれる料理のバリエーションが増えました。新レシピはYouTubeでも発信しています。
将来的には、やはり食はすべての基本になると思うので、栄養学の知識を活かしながら、健康や美容などとも絡めたアドバイスができれば、と思っています。