●夜食は、食事だけではなく、長男の話に耳を傾ける時間

――みきママさんといえば、子どもウケ抜群の食事やお弁当。大学受験生を含めた、子どもたちの食事のケアはどうしていたのでしょう。

みきママ:どんなときでもごはんは絶対につくっていました。とくに長男は、学校・塾・帰宅の生活で、唯一息抜きができるのが食事の時間ですから。毎日0時近くに帰ってくるので夜食は必ず食べていました。

受験生活には関係なく、ずっと心がけていますが、メニューは穀類、肉、野菜とバランスよく。さらに受験生のメンタルケアにはカルシウムの補給も大事だと思っていたので、シラスやチーズも欠かさずに。ただでさえ思春期でモヤモヤしがちな年齢ですし、勉強漬けでストレスがたまってきていると思ったら、積極的に出すようにしていました。シラス&チーズは、子どもたちにも「イライラしたら食べる」とインプットされているみたいで。今でも私がカーっとなると、「ほら、シラス食べたほうがいいよ!」と、逆に言われています(笑)。

塾の後の夜食は、料理を出してあげながら、同時に長男の話を聞く時間にも。食べざかりの子どものお腹を満たしてあげるのと同時に、心のガス抜きしてあげられる場所でもあるように心がけていました。

シラスとチーズのサラダ
シラスとチーズのサラダ(ブログ「藤原家の毎日家ごはん。」より)
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●まだ幼い長女には、彼女が好きな「ご飯タイム」で楽しくストレス発散!

――受験生がいると、親のケアもその子ども中心になりがち。そこで小学生の娘さんには、こんな心配りをしていたとか。

みきママ:彼女は、受験が何なのかもわからない年齢です。年が離れたお兄ちゃんたちが中心の食生活になってしまうと、小学生の娘は不満がたまるので、それこそ、娘にはお友だちを交えておやつパーティーをしたりと、子どもの性格やライフスタイルに合わせて、ご飯をつくり分けていましたね。

「大学受験を控えた高校生、中学生、そして小学生のごはんづくりを通じて、世の中のお母さんは、本当にがんばっていると改めて実感した!」と語るみきママさん自身も、昨年4月から、栄養管理士の資格取得を目指して大学に通っています。明日公開のインタビュー第3回では、40代からの学び直しについても伺います。

みきママさんが語る子育て。「高校をやめたい」長男が最難関国立大に合格するまで

身近な食材で子どもがモリモリ食べてくれるレシピを提案し続け、ESSE読者にもおなじみの料理研究家・みきママさん。この…