5年ぶりの来日に感動！親子で楽しめる大迫力エンタメを舞台裏まで徹底レポート

だんだんと春らしい暖かい日が増え、外出するのも楽しくなってくる時季。家族でお出かけの予定を立てているという方も多いのでは？　ここでは家族のおでかけにぴったりな、大人気エンターテインメントについて、ちょっとお得なゴールデンウィークの情報とあわせてご紹介します。

親子で楽しむ！『ダイハツアレグリア-新たなる光-』

今回観劇した、寺嶋千鶴さんと娘（9歳）さん

2月からお台場ビッグトップで感動上演中のシルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツアレグリア-新たなる光-』東京公演。今回はESSE読者を代表し、キレイな母ちゃん1期生の寺嶋千鶴さんが娘さんと一緒に大迫力のショーを鑑賞！　さらには超貴重なバックステージツアーへ特別に参加してきました！

●ワクワクドキドキなショーに終始魅了されっぱなし！

1984年にカナダ・ケベックで誕生して以来、世界70か国450都市以上で2.15億人もの人々を魅了し続けているサーカス・エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」。その名前をどこかで聞いたことがあるという方も多いのでは？シルク・ドゥ・ソレイユの日本公演は、前作『キュリオス』からなんと5年ぶり！

寺嶋さん親子は、シルク・ドゥ・ソレイユを見るのは今回が初。目の前で繰り広げられるショーは想像以上で、とにかく楽しかったといいます。

「『ファイヤーナイフ・ダンス』は、炎を使ったジャグリングというだけでも大迫力ですが…ドラムの生演奏の響きと相まってさらにハラハラドキドキしました！　また、『シンクロナイズド・トラピス・デュオ』では、これまで見たことがある空中ブランコと違い、迫力に加えて優雅さがあり感動。下にネットがないのは初めて見たので衝撃でした」（寺嶋さん）

紙吹雪がヒラヒラと舞う様子は雰囲気があってとってもすてき！

「『クラウン・スノーストーム』は、クラウンの動きが楽しい！　チョコレートプラネットの“TT兄弟”ネタや、ところどころに日本語が出てきて分かりやすくて、おもしろかったです。

あとは『フラフープ』！　私は新体操とバレエを習っているので、身体のやわらかさにとてもびっくりしました。どうやったらあんなに身体がやわらかくなるんだろうと不思議でした」（娘さん）

ほかにも、目の前で演技をしていたアーティストが、演出で席の近くを通りかかるところには大興奮！　「鍛え上げられたアーティストさんが近くに来ると感動します…！」と寺嶋さんもドキドキの様子。

『クラウン・スノーストーム』のあとの大量の紙吹雪もアーティストがお掃除

じつは、公演中の舞台転換をアーティスト自身も行っています。

「演技を見ている間にステージがトランポリンになっていたり動いていたり…いろいろな仕かけがあって目が離せなかったです！　色んなところに注目して見たいので、目がたくさん欲しいくらい（笑）。また、ネットや幕をセットするのが、ついさっきまで演技をしていたアーティストだったところが、みんなで協力してステージをつくり上げているんだと、感動しました」（寺嶋さん）

『ダイハツアレグリア-新たなる光-』の
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●おいしいフードにおなかも満たされる！

公演は全2幕で間に30分間の休憩が入るのですが、ハラハラドキドキしっぱなしだと、小腹もすきますよね…。でも、会場にはオリジナルフードがたくさんあるのでご安心を！

飲食物のなかでも気になったのは『アレグリア-新たなる光-』のビジュアルやロゴが描かれているこの4つ！　「オリジナル・ポップコーンバケット」は、塩味と、キャラメル味があり、首から下げられるストラップがついているのも◎。お土産にもおすすめです。

オリジナルのランチボックスがついている「矢場とんカツサンド」は、トンカツ専門店（名古屋名物みそかつ専門店）の“矢場とん”とコラボ。寺嶋さんも、「味がしっかりおいしくて、娘もペロリと平らげました。ケースの色もすてきで、どの世代でも使いやすそうです！」と、コメント。

また、金色に白い『アレグリア』のロゴが描かれた「ソフトクリーム　スーベニアカップ付き」は、バニラと栗の2種類を販売。「ソフトクリームはミルキーな味で母も娘も大満足！　カップもデザインがすてきですね」（寺嶋さん）

ちなみに、ビッグトップ内にはフォトスポットが多々存在しているので、写真のようにアーティストとのコラボ写真も撮影できます！　ちょっとの工夫でSNS映えの写真も撮影できるので、ぜひ「＃わたしのアレグリア」で投稿してみてくださいね。

●ここだけでしか買えないグッズもたくさん！

グッズも、雑貨やアパレル、お菓子ととにかく種類が豊富。ここだけでしか買えない商品が満載で、その多さはどれを買おうか迷ってしまうほど。

フードやグッズの物販は、公演の休憩中や終演後も行っているのですが、開場時間は公演時間の1時間前なので、少し早めに会場に入っておなかを満たしたり、ショッピングをするのもおすすめです！　

終演後のフード販売は一部のみとなります。ご了承ください

【特別公開】バックステージツアーは感動と驚きの連続！

フランシス・ジャルベールさん

今回は公演終了後、特別にバックステージを見学できることに。ほんの少し前まで、公演をしていたステージ裏ということもあって、どことなく緊張している寺嶋さん親子…。そこに現れたのが、アレグリアの広報フランシス・ジャルベールさん。

●バックステージには、公演で使用された美術道具がたくさん

フランシスさんの案内のもと、バックステージへ移動。こちらには公演で使用した小道具がたくさん置かれています。写真は最初に道化師のミスター・フルールが座っていた玉座。
時の経過が表現された玉座は一見すると、すごく重厚感がありますが、じつはアーティストが演出に応じてバラバラにして持ち運びできるように軽くなっているそうです。

こちらのエリアでは、王冠や鉄砲、杖などを見学。写真の真ん中上段のマスクは、初期の「アレグリア」のもので、現在は使われていませんが、「初心を忘れないために飾っている」と、フランシスさんは教えてくれました。

また、ミスター・フルールの杖は、じつは3種類存在し、シーンごとに使い分けているそう。実際に小道具を持ってみて、「思っていたよりも、軽くてやわらかくてびっくりしました！」と、娘さん。舞台で見たものを実際に触れて、ワクワクがとまりません！

『ダイハツアレグリア-新たなる光-』の
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●アーティスティックテントは「驚き」の連続

公演後にヨガのプログラムを行っていました

さらに奥に進むと、「アーティスティックテント」で公演後のアーティストの姿を発見！　ここでは、ジムやトランポリン、さらに空中演目のための設備が整い、アーティストは念入りにトレーニングやショーの前のウォーミングアップを行います。

日本では1週間に約10公演行うため、体のメンテナンスは最重要事項。アーティストはそれぞれ、常に体を最高なパフォーマンスができる状態に保ち、公演に臨んでいます。

衣装はまっさらな白地の布にペイントや3Dプリンターでいろんな模様を施していくそう

つづいては、衣装部屋へ。こちらは、『フライング・トラピス』で実際に着用しているコスチューム。こだわりがつまった衣装は、高いデザイン性に加えて、伸縮性や着心地など実用性も抜群！　

アクロバットが心地よく行えるように、シューズのベースはランニングシューズを使用。洋服も靴もすべて共通して言えるのは“アーティスト1人1人に合わせてつくられている”と、フランシスさんは教えてくれました。

日々激しい動きを行うので、衣装は6か月くらいで消耗してしまいます。そのため、モントリオールから予備を取り寄せたりもしているそうですが、細かい飾りや布が破れてしまうといったアクシデントなどは衣装スタッフが対応します。

気になる衣装の洗濯法ですが、取り扱いに注意が必要なものは手洗いで行い、それ以外のコスチュームは公演後に洗濯機を回して洗濯し、干すのだとか！　これには寺嶋さんもびっくり。

メイクは慣れれば45分でできるようになるとか！

また、娘さんが驚いたという「メイク」は、最初にアーティストがモントリオールで合計12時間くらいの研修を受け、公演時にはセルフで行うそうです。

「動きやすいように考えられた衣装の伸縮性や靴の秘密など、華やかな見た目の裏にたくさんの工夫が盛り込まれているのが分かりました。身体のメンテナンスも衣装、小道具のメンテナンスも、裏ですぐに対応出来るようになっているから、あの激しい演技が出来るのだと感じて、シルク・ドゥ・ソレイユのすごさを体感しました！」（寺嶋さん）