●おもしろそうなことへのアンテナを張るだけでもいい

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私は現実的な人間で、何かの役に立つとわかっていないと資格の勉強はしないタイプでした。たまたま、この資格を取ることがやりたいこと(セミナーを開いて片づけのやり方と魅力を伝える)と合致したため、衰えるいっぽうの脳でもがんばれたのだと思います。

これからも、機会があればまた片づけのやり方と魅力を伝える仕事をしてみたいです。ゆっくり、前向きに、そのときを待ちます。ふつうに過ごす中で、やりたいことが見つかった。できるかな?と思ったけれど、まずはじめてみた。すると予想していたより楽しかった。じゃあもう少しがんばってみる? 次のステップも踏んでみる? そのぐらいの気持ちのほうが、年齢を重ねていくこれからはうまくいく気がします。

あとどのぐらい新しいことに挑戦できるかはわかりませんが、「なにか楽しそうなことがあるかも」とアンテナを張っておくことだけは忘れないようにしたいです。
これから私が挑戦したいと思っているのは、リウマチで使いにくくなった手でもできる趣味。弾けなくなったピアノの代わりになにか楽器を…と思いますが、手を使わずにすむものはなかなかないでしょうね。でも、出会いはあるかもしれません!

●「片づけ」が私を大きく変えてくれた

51歳でシンプルライフのブログを書くようになってから、私の人生は大きく変わりました。50歳で家を片づけはじめたからということもありますが、ブログを書いて収益を得られるということを教えてくれた友達の存在も大きかったです。

ブログを始めるに際してはネットで調べて独学。「部屋も心も片づけて、自分を好きになろう」を趣旨にして、できる限りそれに合わせるように記事を書いてきました。ブログにつけた広告からは、少ないながらも毎月いくらか収入を得られるようになりました。

2014 年からはじめたそのブログが、本の出版やウェブサイトでコラムを書くということ、モニター記事を書くということにも繋がっていきました。整理収納アドバイザーの資格を取って対面でお伝えしようということも、ブログを続けていなければ考えなかったと思います。難しいこともたくさんあったけれど、どれもが楽しく有意義だったので、これからも続けていきたいです。

50代のやめどき、変えどきについてつづった、原田さよさんの新刊『50代はやめどき、捨てどき、楽しみどき』(扶桑社刊)が発売中です。

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