●メリット3:変更点の記録を残せる

レシピカードの裏
レシピカードの裏
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元のレシピを改良して自分好みにしたり、たりない調味料の代用品をメモするのも便利です。分量も、2人前つくるとき、1人前つくるときなどそれぞれのパターンを残せます。

失敗したときの記録も意外と大事。「先に小麦粉を絡めておく」など、忘れやすい手順を大きく書くなどしてミスを防げるのです。

また、2日目のアレンジ方法とかも残しておくと、より便利。オムレツにするとか、まぜてチャーハンにするとか、アレンジに悩むことも減ります。

年に数回しかつくらないけど、時期になったらつくるもの(実家から大量に送られる野菜の保存食とか)だと、とくに失敗を忘れちゃいますね。同じミスをしないように記録するのは時間の節約になり、無駄が減ります。

 

●メリット4:悩む時間を減らせる

困ったら自作のレシピカードをめくることで、おいしい料理をサッと探し出すことができます。
以前、週間の献立を決めているという記事を書きましたが、1週間の献立のなかで決まらないとき、またレシピを確認したいときに、このレシピカードが役立ちます。

週間のメインの献立が決まっていて、さらにこのレシピカードという備えがあることで、献立に迷う時間をだいぶ減らすことができました。料理をつくるのは作業ですが、決まるまでは頭脳労働ですからね。
夕食づくりは毎日続くので、脳の負担を減らして、より大事なことに頭を使いたいと思っています。

 

●レシピカードは未来の自分がラクするための布石

家事は、立派な仕事です。会社での仕事は工夫しても、自宅でする家事の工夫はそこまで考えていない場合もあるのではないでしょうか。

理由は、家庭内なので他人と比べにくく、自己流になりがちで、工夫をしなくても「なんとなく」毎日の食事を回せているからでは。

仕事の改善は、まず記録することだと思います。マニュアルがあり、そこに改善点を書き加えることでよりよいものができます。

よいマニュアルを準備することで、未来の自分がラクになるのです。家事をスムーズにすすめるために、レシピカードは役に立つと思っています。

 

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