模様替えをするなら、一緒に手持ちのテーブルの雰囲気も変えてみましょう。天板に木材を貼りつけたり、リメイクシートやテーブルクロスを使ったりすれば、部屋全体の統一感も取れるし、思いきったイメージチェンジも挑戦できます。日刊住まいライターが、自宅で実践したテーブルリメイク術を紹介。
すべての画像を見る(全5枚)もとの天板に、SPF材を並べて重ねるだけの簡単DIY
テーブルは、目にする面積も広いので、インテリアの印象を大きく左右します。模様替えの際、部屋の新しいイメージに合わせて買い替えたくなることもありますが、天板をリメイクすることで、別の表情につくり替えることが可能です。
ホームセンターなどで手に入るリメイクシートや木材を使えば、初心者でもなんとかなるもの。筆者がテーブルリメイクしたものを紹介していきましょう。
こちらはダイニングテーブルです。もともとガラスの天板だったものを、筆者がリメイクしました。
天板のつくり方は簡単。もとのテーブルよりひと回り大きめのベニヤ板に、カットしたSPF材を並べて、裏からビス留めするだけ。SPF材をカットするサイズは、好みにしたい天板の大きさに合わせます。
SPF材は、価格も手頃で素人でも扱いやすく、DIY材料としても人気の素材。ホームセンターなどで入手でき、お店によっては希望のサイズにカットしてくれるサービスもあります。
ナチュラルなテイストにしたいとき、筆者が頼りにすのはもっぱらこの素材。木材の色をすてきに見せるオイルを使えば、カフェっぽい雰囲気のテーブルに変身。深みのある木材の色にすると、落ち着いた雰囲気のインテリアを楽しめます。
表面が凸凹しているので、学習机など文字を書くために使う机には向きませんが、むしろそこが味に。
ちなみにわが家では、コタツの天板も同じくSPF材で手づくりしました。飽きたらバラして板を処分できるので、気軽に使えるのも魅力的。
コタツというと、インテリア的にはいまいちな印象がありますが、オリジナルの天板とおしゃれな布団カバーを組み合わせれば、意外に悪くありません。
インテリアシートを使って簡単リメイク
筆者は、ホームセンターのナフコで買った「蓋付ストレージ カフェWH&GL」(収納としてもテーブルとしても使える)を、ドリンクや本などを置くサイドテーブルとして、リビングや趣味の部屋で使っています。メタル部分がゴールドでとてもかわいいので、インテリアのアクセントになるところがお気に入り。
天板は、もとはマーブル模様でした。筆者は、貼ってはがせるシートで、季節ごとに雰囲気を変えて、インテリアを楽しんでいます。
サイドテーブルくらいの大きさのものは、慣れるとあっという間に貼り替えができるうえ、思いきった色合いやデザインを試しやすいです。
模様替えをひんぱんにするなら、シートを選ぶ際は「はがせる」タイプのものがおすすめ。次の貼り替えの際に、サッとリセット、もとに戻すことが可能です。