●梱包資材も環境に優しい素材を活用、しかもおしゃれ!

そして、ネットショッピングをすると必ず入ってくるのが、梱包のための資材(空気の入ったプラ製の緩衝材、いわゆる“プチプチ”など)。これも韓国では環境に優しい紙などの素材になっていました。ビニールテープのいらない箱も開発されていて、環境にいいだけではなく、あけやすく、見た目もすっきりしていておしゃれ。

韓国の梱包材
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こうした海外の風景を見ると、日本で当たり前になっていたことも、段階的に改革を進めていけばじつは意外とあっさりと受け入れられるのかもしれません。

日本ではネットショッピングをすると、まだまだプラスチックが幾重にも使用されていて、罪悪感さえ感じてしまいます。日本の流通業界もぜひ参考にしてほしいです。

 

●値上げの今こそ見直したい「ペットボトル」のこと

また、ペットボトルについても、新しい施策が始まっていて、透明ペットボトルは高品質再生原料としてリサイクルするため、マンションなどの共同住宅では一般のプラスチックと分けて捨てることを義務づけたそうです。

ラベルレスペットボトル
ホテルに置かれた水も、リサイクルしやすいラベルフリー

そもそも世界で販売・消費されるペットボトルの数は年間5831億本! 日本では2021年度に234億本が出荷されたそうです(PETボトルリサイクル推進協議会調べ)。1人当たり年間185本使っている計算になります。

あらゆるものが値上げして家計を圧迫している今だからこそ、1本100円~200円するペットボトルの飲み物を買うかわりに水筒を持ち歩いたり、スーパーから家までの距離だけのためにレジ袋に3円とか5円を払うのをやめ、エコバッグを使うなど、環境にも家計にもやさしい選択をすることが、住みやすい地球を残すことにつながるのではないでしょうか。

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