収納場所が少ないから、ものがあふれて片づけられない…。そうやって片づけを諦めがちな人は、まだ家の「隙間」を活用しきれていないかもしれません。

「じつは収納家具にできるわずかな隙間も収納になります。そして、そんな隙間に最適な収納用品が、100円ショップで手に入るんです」と教えてくれたのは、ESSEが注目する、プチプラグッズや収納に詳しい塩野美和さん。詳しく伺いました。

収納用品
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ダイソーの「A4ジョイントトレー・ラック」にセリアの「SIKIRI 10」を組み合わせると最強だった

ダイソーで販売している「A4ジョイントトレー」と「A4ジョイントラック」は、組み合わせることでオフィス家具のような書類整理棚になります。

ジョイントトレー

ラックとトレーは個別に販売されており、ドッキングして使うと大量の書類や資料の整理に活用できるという便利商品。

また、好きな高さに積み上げて使うこともできますが、収納家具のちょっとした隙間収納としても活躍。

中に収納するものも、書類に限らずさまざまな用途に使えます。

●バラバラになりやすい子どものヘアゴムをすっきり収納

忙しい朝は、子どもの身支度は自分でさせるようにしています。
その日のヘアゴムを選ぶのも自分自身でできるように、わかりやすい場所にヘアゴムをまとめたセットをつくっています。

今回は「A4ジョイントトレー」と「A4ジョイントラック」のほかに、セリアで売られている「SIKIRI 10」という小物収納のできる固定式の収納ケースを使用。
子どものゴムやヘアピンなどのアクセサリーを自分で管理できるような収納をつくりました。

「SIKIRI」シリーズ

「SIKIRI」シリーズでは、仕切りのマス目の数で「SIKIRI 6」「SIKIRI 10」「SIKIRI 30」「SIKIRI 42」などを展開しています。

フタを閉めて重ねるとスタッキングが可能に。たくさんの小物を細かく仕切って収納できるのが最大の魅力です。

トレー内の仕切りとして使用

今回は、「SIKIRI」をスタッキングせず、トレー内の仕切りとして使用。

フタをカッターで切り落としてしまい、仕分けケースの部分だけを、「A4ジョイントトレー」内に収めます。

フタをなくしてトレーに収める

「SIKIRI」のフタをなくしてトレーに収めることで、引き出してからまたフタをあけるという面倒で難しい作業をなくし、子どもでも簡単に管理ができる仕組みにしました。

子どもが自分でトレーを引き出してゴムを選びます

朝ご飯を食べ終わったあと、子どもが自分でトレーを引き出してゴムを選びます。

そして、リビングで後片づけをしている私の元に、髪の毛のセットをお願いしに来ます。この収納のおかげで、ムダな動きがなく忙しい朝もすんなり身支度できます。

●アイデア次第で隙間収納がもっと使える!

わが家では、「A4ジョイントトレー・ラック」がほかの場所でも活躍しています。
たとえば、衛生用品をグルーピング収納した、引き出し式の救急箱。

救急箱

使うときには、必要な段を1段ずつ取り出して使うと便利。

収納用品を組み合わせ、自分好みに使いやすくカスタマイズしています。

食器の引き出し収納

こちらでは、食器の引き出し収納として利用中の写真。

保存容器やグラス、カトラリーセットをひとまとめにすれば、ちょっとした食器棚の引き出しができ上がります。

既存の収納家具の隙間に収納できますので、新たに収納家具を増やす必要もありません。

A4ジョイントトレー・ラック

このように、「A4ジョイントトレー・ラック」は、隙間収納に最適なグッズです。

A4サイズなので、他社の商品との組み合わせた場合の相性も抜群で、アイデア次第でシンデレラフィットする自分好みの収納になるんです。

お家のちょっとした隙間に、「A4ジョイントトレー・ラック」を試してみてください。家具の隙間が、驚くほど便利で快適な収納空間に生まれ変わりますよ!