●松露(佐藤製菓)

松露
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続いては、約半世紀造りつがれてきた「松露」という半生菓子。松露とは初夏の時期、浜辺の松林に生える球形をした白色のキノコのことで、関東では「岩ごろも」と呼ばれています。
そのキノコに似たビジュアルの半生タイプのあんこ玉。徳島県の佐藤製菓が製造しています。味わいとしては、しっかりとした存在感の中に、あんこの上品な甘さを感じるのが特徴。チョコレートやマカロンを愛する小学生の子どもに食べさせたら、大喜びでした。

 

●一くち黒棒(トリオ食品)

一口黒棒

次は、九州の郷土菓子。九州・筑後地方で広く生産されていた小麦と、サトウキビの煮汁を煮詰めた黒砂糖を主原料にした「黒棒」という伝統銘菓です。この商品に使われている小麦粉も九州産。昔ながらの石臼挽きにこだわり続けています。原材料には合成着色料や保存料などを一切使用しておらず、子どもからお年寄りまで安心して食べることができます。

 

●京洛の花 京好み(江口製菓)

京好み

最後にご紹介するのが、京おこしです。製造元の江口製菓は京都で明治40年から飴の製造を行ってきた老舗で、最近はおこしをメインにしています。中に入っているおこしは、白(梅肉+しそ)、緑(抹茶味)、オレンジ(ピーナッツバター)の3種類。サクサクと軽い食感は海外観光客にも食べやすく、気軽なお土産物としても活躍するでしょう。

 

いずれも日本の食文化の歴史を楽しめる確かなお菓子。昔ながらの変わらぬ味に懐かしさを感じた方や、はじめて食べてみたいと思った方は、ぜひダイソーのお菓子コーナーで探してみてくださいね!

 

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