収納には限界があり、決断するときが訪れる
私の場合、自宅にため込んでいた本を物置代わりに使っていたロフトにどんどん積み重ねて収納していました。
その状態に気づいた夫の「ロフトはその本の重量に耐えられる仕組みなはなっていない。床が抜けるよ」という言葉に驚愕。捨てる? 捨てない? と悩んでいましたが、結局は収納スペースの問題などで必要に迫られ、書籍を減らす決心をしました。
●使用頻度よりも、ランキングづけで気分を高める
思い入れの強いものは、使っている、使っていないの「減らすための選択」をする意識より、自分の中でどれがいちばん好き? という「ランキングベースで選ぶ」ことで減らすことのストレスが軽減されることがあります。
ランキング上位のものは手元に残しておくもの。ランキング外のものは手放すリストへ入れていきます。ランキングをつけることで、ものに対して気持ちの区切りができ、ものを手放せる意識へとつながります。
すべての画像を見る(全5枚)好きなものを生かすために、収納スペースを確保。本の平積みはしない、常に自分ランキングを意識して必要以上の数を持たないようにするなどの自分なりのルールをつくると趣味のものであっても必要以上に持ちすぎることはなくなります。
●ランキング外の本の手放し方
しかし、自分が愛着を持っていたものをゴミとして処分することは心が痛みますね。その場合は、ものの手放し方を「捨てる」ではなく、ほかの人に「使ってもらう」方法を考えます。
メルカリなどの仕組みを使って1つずつ売る選択もありますが、手間と時間がかかってしまうことも。そこで大量に手放すものが出てきた場合は、オンラインでの中古買取業者へ依頼します。
売る本をダンボール箱へまとめてつめて、スマホからの登録で簡単に引き取ってもらうことができるので、めんどくさいと思う方や今すぐ処理したい方にはおすすめの方法です。
●今はものとして手元に残さず、データとして残す時代
最近の私は、読む本の量が増えていても新たな本が家の中に増えることが少なくなっています。それは、電子書籍を利用しているからです。
データとして本の内容を見ることができ、家の中に本が増えないので読書好きな方にはおすすめです。今の時代の流れを利用することで整えた部屋を乱すことなく、自分らしい暮らしができるようになります。