●4.年賀状やクリスマスカード

年賀状
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LINEで連絡を取り合うことが増えた今、年賀状のやりとりは減ってきていると思いますが、届いたものを全然捨てないと、年とともに数が増えていきます。この機会に見直してください。

私の母も年賀状を捨てないタイプで、以前、一緒に実家を片づけたとき、25年分をまとめて捨てました。年賀状は大事なものに思えるかもしれませんが、口頭で挨拶できないから書面で挨拶するためのものにすぎません。

挨拶を読んだら、用は終わっています。「デザインが素敵だから取っておきたい」「孫の写真がついているから残したい」など特殊な事情がない限り、捨てたほうがいいと思います。今後も何度も見返すものだけ残してください。残したものはしまいっぱなしにせず、専用のホルダーに入れて手近な場所に置くといいでしょう。

デジタル化するのも1つの方法です。

●5.ラッピンググッズ

ポチ袋

クリスマス専用の包装紙や紙袋、お正月に使うぽち袋も、数が増えすぎていたら、整理しましょう。私も20年ぐらい前、全然使わないぽち袋を数セット、延々と持っていたことがあります。カナダに来る前に、東急ハンズで買って、「なにかに使えるかもしれない」と、持参したのです。買った理由は「必要だから」ではなく、「かわいいから」とか、「買い物したかったから」です。

「なにかに使えるかも?」と思っているものは、たいてい使う機会がありません。いつ、どこで、どんなふうに使うのか、はっきりわかっているものだけを持ちましょう。

ギフトをもらったときに一緒についてきた箱、缶、包装紙やリボン、飾りも、「きれいすぎて捨てられない」「使い道があるかもしれない」と、捨てないことがあるかもしれませんが、使いませんよ。私もこの手の入れ物や飾りをためこんでいたので、よくわかります。「かわいすぎて、手放せない」と思うなら、写真に撮っておけば、あとでいくらでも眺めることができます。

 

以上、この時期、捨てることを検討したいものを紹介しました。食品も、さすがにもう食べ残しはないと思いますが、もらってちょっと食べただけで、その後いっこうに減らない瓶づめや、手をつけていないお茶や紅茶があるなら、本当に消費できるのか、客観的に考えて、食べるつもりなら、できるだけ早く食べてください。シンプルに新しい年をスタートさせましょう。

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