住むまで気づかなかった「意外な場所」の生活音

親世帯も子世帯も快適に過ごせるように、お互いに生活音を感じにくい間取りの工夫をしましたが、実際に住んでみると意外な場所の生活音が気になりました。以下紹介します。

 

●静かな夜の帰宅時、玄関の鍵の音が響きやすい

玄関の鍵の音
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玄関ドアの開閉の音は多少あるだろうと思っていましたが、鍵の音が生活音になるとは正直思っていませんでした。

親世帯と子世帯では生活時間が異なるので、私たち子世帯の帰宅が遅くになることもあります。夜の静かな時間帯は鍵のあけ閉めの音が意外に大きく感じるもの。1階に住む親世帯の就寝の妨げになっていないか心配です。開閉音を軽減する鍵があるようなので、それらの導入も検討しようと思っています。

 

●1階の手動シャッター音やドアの開閉音が2階に響く

1階の手動シャッター

2階に住む子世帯が、1階からの生活音で困ることもあります。それは手動のシャッターやドアの開閉音です。

子世帯の寝室の下には祖母の部屋があり、早朝にシャッターをあける音で私たち夫婦が目を覚ますことも少なくありません。またスライドドアも油圧式ではないので、勢いよく開閉するとバタンと大きな音が出ます。

ドアに関しては、ドアクローザーなどの方法で対策できそう。しかし、シャッターは手動なので静かに開閉する以外方法はないようです。自動であればかなり静かなので、自動にしておけばよかったと後悔しています。

家を建てる前に想定できた生活音に関する解決法は、ハウスメーカーの設計担当者と話を重ね、実現できたと感じています。

上下で住むことで、なにかしらの生活音は出てしまうもの。しかし、現在の間取りのおかげで、10年間大きな問題は起きていません。とはいえ改善したいポイントはいくつかありますので、引き続き解決策を検討していきたいと思います。

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