●10分間使用した場合、その倍の時間使った場合は?
たとえば、「強」の消費電力が1200W、「弱」が600Wのドライヤーをそれぞれ10分使用すると、電気代はドライヤーの消費電力に比例するので、「弱」は「強」の半分。
一方、「弱」の電気代が「強」よりも高くなるのは、使用時間が2倍超になったとき。「弱」で21分使用したときの電気代は5.67円で、「強」で10分使用したときの5.4円よりも高くなります。
つまり、「弱」の使用時間が「強」の倍以上かかるようであれば、「強」の方がおトクに。なお、「強」と「弱」の消費電力の差が小さければ、短い使用時間の差で「弱」の電気代が「強」を超えるので、「強」の方がおトクになりやすくなります。
また、「強」は電気代だけではなく、短時間で乾くことも利点。とくに、冬場のお風呂上がりは短時間で髪の毛が乾くので湯冷めを防ぐことができます。