●3:休眠中の銀行口座

口座
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職場によっては給料振替口座が決まっていたりしますよね。パートや派遣など職を変えながら働くことが多い場合、思った以上に保有していることがあります。

私自身、今までの歴代口座をなんとなく持ち越したまま。ふと「分散するのはなんのため?」と疑問に思い、今年に入り4つの口座を解約しました。

ゆうちょ銀行はひとつ解約(今はできませんが過去は複数の口座を開設できました)、大手銀行や過去のネット銀行などを解約し、預金利率のいい楽天銀行をメインに。

楽天銀行は店舗を持たないネット銀行ですが、コンビニや提携銀行で入出金もできますし、パソコンやスマホがあれば家にいながら振り込みも可能。なおかつ手数料もかかりません(条件は銀行により異なります)。
40代の今、ネット銀行でお金の管理ができている世代であれば、60代70代になっても問題なくできるはず。

銀行によっては、一定金額に満たない、且つ一定期間利用のない口座に関しては、口座管理料がかかります。解約が面倒だからと残金が少ないまま保有し続けるとかえって損をすることもあるかもしれませんよ。

「大手銀行が安心」というのは過去の話。名前にこだわらず、自分のライフスタイルに合った銀行を利用したいですね。

●4:ポイントカード

カード

頻繁に利用しないお店でも、「おつくりしますか」と誘われると断れない人も多いのでは?

ですが、財布に使わないカードが増えると本当に必要な1枚を探すのにも時間がかかります。レジ前で財布の中を「あれ?」とバタバタと探して、挙句の果て財布の中身がバラバラと床に落ちたりして…。

私たちは「お得」という言葉に弱いです。でも、それは本当にお得でしょうか?

「200円で1ポイント」ならば1万円で50ポイント。その50ポイントを貯めるまでには、何度か通わなければなりません。もちろん、特売デーなどお得に貯められる日はありますが、「卵はあのスーパーで買う」「このスーパーは火曜日に行く」なんて縛りをつくるとストレスになります。

今日必要なものは、どこで買ってもいいじゃない。そう思うと途端にラクに。現在持っているスーパーのカードは2枚。ニトリやTポイント、Pontaポイントはアプリで管理し、パン屋など小売店のカードはお断りしています。

ポイントがいくらか残っていたとしても、たまにしか行かない雑貨屋や家具屋のカードを大事に持っていることもストレスに感じました。「いつか使うかもしれない」の「いつか」は来ない可能性のほうが高い。それらすべて、手放しました。

Edyやスタバのカードは残高を使いきってから、処分。TカードやPontaカードはスマホを更新した際に必要かもしれないので処分はせず、家の中で保管しています。

「お得」という言葉に振り回されず、管理できる量をスマートに持ちたいですね。

 

●「もったいない」から解放されよう

私たちの暮らしは、日々の積み重ねでできています。なにを使うかや、どんな順序で家事をするかといった、深く考えて決断しているわけではないことも、積み重ねると変えることが難しくなってしまいます。

なんでも手放せというわけではないですが、固まった考えや習慣こそ手放すと想像以上にラクになります。「それはない!」という選択肢であっても、ひとまずトライアル生活をしてみると、案外すんなり受け入れられるものです。

頭でっかちにならず、シンプルな暮らしを目指してひとつずつ見直してみてくださいね。

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