細々とした生活用品は、そのアイテムが必要なところ、おもに使うところに収納すると便利です。

「わが家では生活動線を意識し、リビングで必要なものをイケアのKALLAX(カラックス)シリーズに収納しています」と語るのは、ESSEが注目する、プチプラグッズや収納に詳しい塩野美和さん。詳しく伺いました。

カラックス
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リビングで必要なものすべてがこの中に!イケアの収納棚を自分らしくカスタマイズ

イケアのカラックスは、自由度が高く使い手の生活様式によって幅広くアレンジできる収納シリーズ。今回はシェルフユニットを使い、リビングで必要なものがすぐに取り出せる収納をつくってみました。

●縦にも横にも!女性でも1時間で簡単組み立て

1時間で簡単組み立て

カラックスのシェルフユニットは、縦にも横にも使えるのが最大の魅力。

縦にして本棚として使用したり、大きなタイプを大容量の壁面収納にすることも可能です。

横に使えばキッチンカウンターやテレビラックにもなり、さらにはお部屋のパーテーションとしても。

アイデア次第で何通りにも使えるので、生活スタイルのなかでさまざまな置き方ができます。

今回私は1人で組み立てをしました。

1人で組み立て

シェルフユニットは、板同士を「ダボ」と呼ばれる木製のパーツでつなぎます。

コツさえ覚えればそこまで力を使う必要はありません

事前にお店の方から力作業だと聞いていましたが、コツさえ覚えればそこまで力を使う必要はありません。

時間にして40分で全体の組み立てを終えることができました(重量がありますので、できれば大人2人で作業してください)。

●そのまま見せる収納として使うのもおしゃれ

見せる収納

そのまま見せる収納とした例。こちらもすてきですが、あまり収納力はないので、わが家では生活動線に沿った多機能収納として使うことにしました。

カラックスのもうひとつの魅力である、多数のアクセサリー類を追加して、自分の理想の収納ユニットに近づけていきます。

●扉やボックスを追加して、自分好みの収納シェルフユニットに早変わり

カラックスシリーズでは、扉やボックスが数多くあり、自分の好みにシェルフユニットをカスタマイズすることができます。

わが家では、引き出し2段とインサート扉、そのほかイケアで売られているボックスを合わせて収納をつくりました。

引き出し2段のタイプ

引き出し2段のタイプは、レールを入れてネジで固定します。

お茶やコーヒー類

家族がテーブル付近で使いたいお茶やコーヒー類、子どもとリビングで髪を乾かすためのドライヤーやくし、保湿クリームなどを、引き出しにグルーピング収納。みんなが使いやすく時短になる収納です。

●来客に隠しておきたいものを、隠しながら取り出しやすく収納

来客に見せない収納

扉も取りつけ、子どもが自分で選びたいお菓子などを収納。扉なので子どもでもあけやすく、来客に見せない収納になりました。

生活動線上にあると便利だけれど、リビングにあると来客の目が気になるものを、扉を使って隠しておくことができます。

●2段になる棚やざっくり収納できる引き出し…互換性のある収納グッズも

このように、アクセサリー類を使えば、かゆいところまで手が届くような希望の収納スタイルになります。
イケアの商品は正方形の商品が多く、互換性があるのもうれしいですね。

上下のスペースを生かす収納

こちらは「VARIERA シェルフインサート」を組み合わせ、上下のスペースを生かす収納にしたところ。

カラックスの棚にぴったり

また、「DRONA」のボックスも、カラックスの棚にぴったり。

こちらのボックスには、普段ソファで使いたいひざかけを投げ込み収納しました。

リビングで必要な生活用品はすべてこの棚に収納。シンプルかつ取り出しやすい仕組みで、リビングでの生活が時短に、過ごしやすくなりました。

今回ご紹介したカラックスは、収納量に応じてシェルフユニットの数を増減することで好みの収納をつくることができます。生活スタイルの変化に合わせて、少しずつ手を加えていくのも楽しいですね。

使いやすい収納棚を取り入れて、日々の生活をもっと過ごしやすいものにしてみてはいかがでしょうか?