CASE2.愛猫と二世帯家族が癒やされる中庭&テラス
●Hさん+Iさんの家 神奈川県 設計/山縣 洋建築設計事務所 撮影/水谷綾子
すべての画像を見る(全9枚)中庭や2階テラスに向かって開かれたHさん+Iさんの家。3匹の愛猫と暮らすHさん家族は、「ネコたちを安心して遊ばせたい」と、建物を「ロ」の字のように囲んだ庭を設けました。
日差しをたっぷり浴びる中庭は、Hさん宅のリビングの窓をあければ室内と一体化し、愛猫は屋内外を自由に行き来。外からの視線もないので、人も一緒にくつろげます。
「風の抜けは抜群です。ネコのためにつくった中庭でしたが、室内も換気できて快適です」とHさん。
「ネコたちは喜んで走り回っています。中庭はルーバーがあるので風が通って気持ちよく、ネコが外に出る心配もありません。家にいながら自然を感じられるのも気に入っています」とHさん。中庭やテラスは、二世帯で食事するなど、交流の場としても活躍しています。
坂道から眺めた西側外観と西の庭。手前に生い茂っているのはミカンなどの樹木です。
シンボルツリーのマルバノキを中央に植えた中庭。樹木越しに見えるルーバー扉は駐車場につながり、風を通しつつネコの脱走防止を図っています。