全国のPanasonicリフォームClub加盟店が1年間に手がけた事例から、アイデアやデザインがすぐれた作品が選ばれるコンテスト、それが[デザインアワード]です。主催は、パナソニック ハウジングソリューションズ株式会社。
今回は、[戸建部門]のセレクトリフォーム全国最優秀賞のKさん宅と、[建替部門]で全国最優秀賞を受賞したSさん宅の2件を紹介します。いずれも「Panasonic リフォームClub」加盟店で自宅をリフォーム。どちらも感動のリフォームとなっています!
快い光と風が通り抜ける大空間、幸せ宿る住まいにリファイン
月に1回、巣立った子どもたちが集まり、にぎやかな時間を過ごすというKさん宅。家族みんなでゆったりくつろぎ、一緒に料理をつくって、食べて、語り合うために、夫妻はリフォームを決意。キッチンの南側にあった和室をなくし、光と風が通り抜けるオープンスタイルのLDKを実現しました。
照明をコントロールできるシンクロ調色のダウンライトも採用。暗くて使いにくかったリビングダイニングは、みんなで映画鑑賞もパーティも楽しめるシアタールームに!
光と風を感じるオープンなLDK。ウォールナット柄のキッチンや床が、上質感さを際立たせます。
オープンでありながら、手元を隠したスッキリとした印象のキッチン。回遊できるので、動線もスムーズで機能的。既存の窓には内窓を設置。
みんなで映画鑑賞を楽しめるシアタールーム。右手の窓からは、家族の思い出がつまった庭のイロハモミジが眺められます。
食器などをたっぷり収納でき、上部は作業スペースとして使える背面カウンターを装備。大勢で料理が楽しめるよう、ゆったりとした通路を確保しています。
「使い勝手がよく、家事もラクになりました」とKさん。楽しさいっぱいのKさん宅で、子どもたちの笑顔の様子が目に浮かびますね。
【設計・施工】
●Shop Data
リファイン京田辺 アルス(株)
〒610-0313 京都府京田辺市三山木中央7-1-3
TEL:0120-806-200
「施設のような快適性をご自宅で」長く住み継がれる終の棲家
自宅の階段でケガをして以来、2年ほど福祉施設で生活していた94歳のSさん。「自宅に戻りたい」との思いから、老朽化した家を建て替えることにしました。新居は車イスでの生活を想定し、必要な機能を1階に集約。
ベッドスペースも確保した、広々としたLDKは、床材や建具などをチェリーで統一。
水回りは開き具合を調整できる3枚連動引き戸でつながり、内部もゆったりしているため「介助しやすくて助かる」と介護者にも好評だそう。
玄関扉は車イスでもラクに出入りできるように、間口の広い引き戸を採用。スロープも緩勾配になっており、介助者も容易に車イスを押せます。
車イスが回転できるスペースを確保した玄関。框(かまち)には、強度の高いタイルを採用。
イスに座って浴びるだけで体が温まる「The シャワー」を採用したバスルーム。浴槽につからなくても、気軽に入浴気分が味わえます。
洗面台を中心に、バスルームやトイレを1か所にまとめた水回りは、LDKと段差なくつながっています。そのため、ひとり暮らしのSさんも、自由に行き来しやすい動線に。耐震性、断熱性、耐久性にも配慮し、長く安心して暮らせる終の棲家になりました。
【設計・施工】
●Shop Data
松本設計ホールディングス(株)
〒186-0004 東京都国立市中1-14-5
TEL:042-574-0285
■問い合わせ先/PanasonicリフォームClub