●一筋縄で行かぬ

アカカワイノシシ
写真提供:よこはま動物園ズーラシア
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(意味)通常の手段では思うようにいかないことのたとえ。

子ども時代は「ウリ坊」と呼ばれ、大人になってもなんとなく丸っこく、コロコロとした姿を思い浮かべがちな「イノシシ」。でも、じつは非常に発達した筋肉の持ち主で、全身ムキムキで超パワフル。記憶力や学習能力も高く、農作物を荒らされないようにと人間が仕掛けた罠にも、くり返し捕まることはめったにないと言われています。人の思う通りにはならない、とても賢い動物なのです。

本書では、動物が登場することわざの検証も。本当のところは少々違っても、願いや教訓を込めた動物のことわざが多いのは、それだけ人と動物のかかわりが深かったということなのでしょう。

●鶴は千年、亀は万年

鶴
画像はイメージです

(意味)鶴は千年、亀は万年も生きるとされ、ともに長寿でめでたいこと。

本当は…長生きではあるけれど、千年万年はちょっと言いすぎ!

野生のツルの寿命はおよそ20~30年、動物園などでは50年ほどです。亀は脊椎動物の中ではもっとも長生きといわれていて、ゾウガメは100年以上生きることもあるそうです。千年、万年とはいきませんが、どちらもかなり寿命が長いのは事実です。長生きの象徴としてあがめることで、人は希望をもらっていたのかもしれません。

そのほかにも、動物の名前が入っていることわざをかるた風にイラストつきで紹介するコラム「どうぶつことわざカルタ」や、本書で登場することわざを復習できる巻末問題集など、充実したラインナップ。

本書では、全部で100以上の動物とことわざを学べるので、読むほどに、動物にも、ことわざにも同時に強くなれるのがうれしいですよね。冬休みの読書時間や、クリスマス、帰省時のプレゼントなどにもおすすめです。ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?

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