養子の4歳児が初めてのお弁当づくり。お兄ちゃんの野球の応援に行くんだ！

●落とした卵焼きを食べた古泉さんに、なぜか怒るぽん子ちゃん

そうこうしているうちに12時になり、お弁当の時間です。監督やコーチは折り畳み式の長テーブルを2台くっつけて囲む形でイスを並べて食事します。選手はファールグラウンドにブルーシートを広げて車座になってお弁当を食べ始めました。お兄ちゃんもその輪に入っています。

ぽん子ちゃんもお弁当があると言うと、お兄ちゃんの隣の5年生がスペースをつくってくれて
「ここいいよ」
と言ってくれました。

ところが、ぽん子ちゃんは恥ずかしいようでそこに行こうとせずに、バックネット裏の座席で食べることにしました。卵焼きを地面に落として砂だらけになったので、僕が拾ってトイレの水道で洗って食べました。

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きれいに洗ったつもりだったけど、砂が残っていて口の中がじゃりじゃりしました。やっぱり地面に落ちたものを食べるもんじゃないと思っていたら、ぽん子ちゃんが
「なんでたべるの！」
と怒っていました。落ちた卵焼きを食べるつもりでいたようです。

「え？　たべたかったの？」
「なんでたべるの！」
恨めしそうな顔で僕を見ていましたが、落ちて洗った卵焼きを食べて口の中がじゃりじゃりしたら、それはそれで怒るくせに、まったく理不尽です。
そんなことがありながらもお弁当はきれいに食べ終わりました。

●野球の練習は大変！ぽん子ちゃんもいずれ選手に…？

お兄ちゃんは、朝から夕方までずっと野球の練習をして過ごします。土日と祝日は練習や試合があって、試合で遠征もあって、そんなときはコーチの皆さんのクルマに乗せてもらいます。

少年野球場の駐車場は、ワンボックスカーがとても多くて、子どもを乗せたり、野球の道具類を運びます。僕は小さい車が好きなのですが、うーちゃんが今後も野球をずっと続けて本格的に選手になるなら、そんな大きなクルマに替える必要があるかもしれません。今はインフレや円安で中古車が高騰しているので、その頃までには落ち着いてほしいです。

また、チームには女の子が3人いて、女の子が野球をしている様子はとってかっこいい。ぽん子ちゃんもお兄ちゃんと一緒にチームに入ったらとてもいいなと思います。