●なかなか片づけられない「子ども」のものはどうする?

たまりがちな紙ものの代表といえば、子ども関連。使うかもしれないものや思い出になるものがどんどんたまっていってしまう! そんなお悩みを解決する、無理のない「捨て方」を予約の取れない人気家政婦のseaさんに教えてもらいました。

【子どもの作品:箱1つに納まらないものは捨てる!】

Before 約3箱
Before 約3箱
すべての画像を見る(全13枚)

親子で話し合って保管する量を決め、自立するケースに収納を。

After 1箱
After 1箱

「劣化しやすい立体物は写真で残し、絵など平面物のみ長期保管するのも手。ケース内の量は常に一定を保つよう心がけて」

【sea’sテク】子どもの手の届く場所に保管する

すぐに見返せる場所で、定期的に子ども自身に中身を入れ替えてもらうと子どもとのトラブルも防げる。

◆そのほかの詳しい子ども関連の紙類片づけはこちらをチェック◆

増え続ける子どもの作品…子も親も後悔しない「捨て方」「しまい方」

●ファイルやボックスを見直して、収納を省スペース化!

こまごましたものを整理するのに欠かせないファイルやボックス、袋類。ただし、それ自体がかさばってしまうようなら、収納スペースがいくらあってもたりません。

ライフオーガナイザー、親・子の片づけインストラクターとして活動している尾花美奈子さんは、収納の省スペース化に日々努めています。今回は、収納グッズを見直して家のスペースを増やす、尾花さん自身の実例を見せていただきました。

【教科書は薄型のファイルボックスに。クリップどめでさらにコンパクト化】

子どもの教科書や資料集はそれぞれ高さや厚みが違い、かさばって分類がしづらいもののひとつ。尾花さんは、100円ショップのファイルボックスを並べて、教科書整理コーナーをつくっています。

ボックス

「幅7.3cmの薄型で、教科書整理には広すぎず狭すぎずのちょうどいいボックス。教科書のサイズは教科によってさまざまだし、仕切り部分が高いこともポイントが高いです。出し入れするときに倒れたりズレたりしないよう、それぞれをクリップでとめています」

クリップでとめる

ファイルボックスはカラーボックスの棚にセット。クリップでとめているために、ムダな隙間が生まれず、からのファイルボックスが倒れたりすることもありません。

【家電の取扱説明書は、ファイルに入れずインデックスを直づけ】

家電などの取り扱い説明書はクリアファイルにインデックスをつけて分類するのが一般的ですが、尾花さんは、家電の取扱説明書にインデックスを直づけしています。

「薄いクリアファイルも、数が増えるとかさばります。インデックスを直づけすることですっきり」

保存法

ファイルを使うと、「ボックスからファイルを取り出す」「ファイルから説明書を取り出す」と、ツーアクションが必要。でもこの方法ならスルッと一発で取り出せます。省スペースのうえに省アクションなアイデア。

保証書

メーカー保証書は、取扱説明書の中の、修理関連ページにホチキスどめ。

「はさんでおくだけだとポロッと落ちそうなので、こうしています」

◆このほかの書類の保存法はこちらをチェック◆

本当にかさばらない100円収納グッズ!書類や教科書を省スペース化できた