3.イスと机は理想の姿勢になるものを選ぶ

机とイスのポイント
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集中して勉強するためには、部屋の家具も大切です。自然な姿勢がキープできる机とイスが大切になってきます。理想的な姿勢ですが、イスに深く腰をかけたときに、足裏が床またはイスの足置き台につき、ひじが直角に机にのります。

市販の学習イスは、座面の高さが調節できる可動式のイスを選び、ひじの位置や足裏に注意してイスの高さを調整しましょう。足置きがしっくりくると、足がふらつかなくなるため、集中力がアップします。

また、学習机の奥行きは最低でも50㎝は必要です。それ以下の寸法だと、教科書や参考書を広げたときに窮屈で、勉強に集中できなくなります。机の幅は100~120㎝あると、教科書以外にデスクライトなども無理なく置くことができ、快適な学習環境を維持できます。

 

4寒色系の落ち着く色調に。観葉植物を置くのも有効

インテリアのポイント

集中力と部屋の色やインテリアには、深いかかわりがあります。たとえば部屋のインテリアに明るい赤などの暖色系で彩度が高い色は、興奮感を与え、反対に暗めのブルーなど寒色系で彩度が低い色は、心理状態を落ち着かせる沈静効果があります。

ですから、壁の一部やカーテン、小物などのインテリアにブルーなどの鎮静作用がある寒色系を使うと、落ち着いて勉強に集中できます。このブルーは、使いすぎると心理的に寒く感じるので、机や家具などには木目など、気持ちをリラックスさせる茶色やベージュ色を追加しましょう。

そうすることで温かく、ゆったりとした気分にしてくれます。勉強で疲れた頭や目を休めるには、グリーンを置くと効果的です。ほかにも、美的感覚を養う名画やポスターなどを机や壁に飾るなどすると、勉強の合間に脳の活性化が期待できますよ。

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