●お昼寝前にはミルクティーかカフェオレを

飲み物
すべての画像を見る(全2枚)

「昼寝をするのは怠けもの」だと思っていませんか? じつは、仕事や作業のパフォーマンスを上げるために昼寝が効果的と医学的にも認められており、今や昼寝の時間や仮眠施設を積極的に導入する企業が増えています。

「ちょっと疲れがたまってきたな」と感じたら、30分以内の仮眠をとることをおすすめします。そして、その仮眠の前におすすめの飲み物、それがミルクティー、またはカフェオレです。

これらの飲み物には、眠りに入りやすくする成分「トリプトファン」がミルクに含まれていて、一方ですっきり目覚めるために必要な成分「カフェイン」が紅茶やコーヒーに含まれています。「トリプトファン」ですっと眠りに入り、「カフェイン」で爽やかに目覚めることができるというわけです。

このどちらかを飲めば、仮眠時間がぐっと充実したものになります。そんな上質の仮眠のおかげで、目覚めたあとは、仕事の効率も間違いなくアップすることでしょう。

本来なら仮眠をとりたいほど疲れていても、仕事や約束事でその時間がないこともあるでしょう。そんな日は、食後に副交感神経が優位になって体がだらけてしまわないよう、昼食はごく軽めに済ませ、交感神経のフットワークをキープしておきます。

このように、食事の摂り方、飲み物の選び方で、自律神経をコントロールすることができるのです。

日頃から、前日のうちに翌日の一日の流れを予習しておき、オンとオフを上手に切り替え、休むときは仮眠をとるくらい徹底して休むなど、疲れがたまらないような過ごし方を心がけましょう。

50歳からの自律神経を整える生き方』(扶桑社刊)では、自律神経研究の第一人者である小林先生が、60代になるまでに心がけてきた習慣を一冊にまとめました。還暦や定年、子どもの独立などを見すえて、50歳からは人生を振り返りがちになりますが、健康で前向きになって、新たなスタートラインに立てる本です。ぜひチェックしてみてくださいね。

50歳からの自律神経を整える生き方

50歳からの自律神経を整える生き方

50歳以降に訪れる、還暦や定年、子どもの独立、親の介護や死などの人生の大きな節目は、自律神経の乱れを引き起こし、バーンアウトするきっかけになることも多いそうです。自律神経の名医・小林弘幸先生が、やってきてよかった習慣や食事、運動などを中心に、ふだんから実行できること69メソッド。

Amazonで購入す
50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら