使用頻度が高く、ものが増えやすい「キッチン」。家族が使うことでよりごちゃついてしまったという経験をおもちの方もいらっしゃるのでは? そこで、整理収納アドバイザーの小林志保さんに、50代からのすっきりとしたキッチン収納のコツについて教えてもらいました。

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キッチンを整えて、家事時間を減らす

ごちゃつきやすいキッチン
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毎日の献立を考えてご飯をつくり、食卓に用意して、食事が終われば片づけをする。当たり前のように見える日常ですが、実際は時間も体力も使っています。

料理においては、家事時間を減らすために休日にまとめてつくり置きをしていたり、時短レシピを取り入れたりしている方も多いと思いますが、いちばん手っ取り早くて時短につながることは、家族にも率先してキッチンに入ってもらうことです。

子どもたちも自分のことは自分でできる年頃に成長し、お手伝いをしてもらうというよりは、自分のごはんを自分でつくってもらうことで、私の家事時間は一気に減ることができました。

●プチストレスを感じた原因

キッチンを使う女性

わが家でも、最近は夫と息子がキッチンに入り自分が食べたいものをつくる機会が増えています。夫は自分の健康のためにタンパク質多めの自分好みのものを、息子はバイトで帰宅が遅くなるので夜間に自分が食べたいものをつくっています。

ただし、料理をつくるまではいいのですが、片づけが中途半端に終わってしまい、結局私にストレスがかかってしまうことが問題でした。

●1日のうち1回は、片づいた状態を見せておく

すっきりキッチン

自分以外の家族がなぜ中途半端に片づけが終わってしまうのか? それは片づけられた状態が日頃からイメージできていないからなんですね。1日1回、夜寝る前だけでいいのでキッチンを片づけておく。

その状態を続けていれば、自分以外の家族も片づいた状態がイメージできているのでお料理をしたあともきれいにしてくれています。