（2）はじめは文字を書く学習にこだわらない
小学校に入る前に身につけたいもののひとつは、鉛筆を思うとおりに動かせる力です。正しく鉛筆を持ち、自分の思うとおりに鉛筆を動かす。運筆の練習が大切だと思っています。
運筆がうまくいかないうちにひらがな、カタカナの書き方を教えようと思うと、マスの中に文字が収まらない、極端に薄い字になるなど、うまく書けず字の練習が好きではなくなってしまうかもしれません。
そのため、まずは迷路などを使って「白い枠からはみ出ないように鉛筆を動かす練習」をするなど、鉛筆を上手に動かす練習を続けます。その間、ひらがな、カタカナは読む練習をしておき、運筆がある程度上手になってから書く練習に移れば、「読める＝字を認識している」から「自分で書けた！」と喜びも倍増。上手に書ければ嬉しくなって、さらに他の字も練習しようという好循環につながるはずです。
下の子たちの家庭学習は、今は週末くらいしかしていないのですが、このようにしてゆっくり、ゆっくり進めています。こうすることで、徐々に学習に慣れていけたらと思っています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
