お気に入りの服やものを“捨てず”に長く大切に使うために、リメイクやお直しを実践する人が急増中! 自宅で簡単にできる方法を、自宅のワードローブすべてが自作という、リメイクの達人に教えてもらいました.。

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手芸が未経験でも簡単にできる洋服リメイク

着なくなった服を使って、捨てずにリメイクすれば、新しい服がつくれたりバッグにしたり、楽しみが広がります。

「サイズアウトした服や、擦れやすい部分がボロボロの服でも、柄や素材が気に入っているならリメイクにトライ! 自分だけのオリジナルが簡単につくれますよ」というのは、洋裁経験ゼロでもすぐにつくれる手づくりアイデアがブログや本で人気の津田蘭子さん。

ボタンホールやファスナーなど、手がかかる部分はそのまま利用すればOK。型紙も不要です。

「どうよみがえらせるか考えるのもワクワクするし、でき上がったものへの愛着もひとしおです」

●Tシャツとシャツでつくるクッションカバー

用意するもの

・チャコペン

・ハサミ

・マチ針

・ミシン

・ミシン糸

Tシャツ

衿元はヨレヨレでも、柄が気に入っているTシャツ。

長袖シャツ

そして着なくなったシャツを、クッションカバーにリメイクします。

クッションカバー

シャツのボタンは、そのままクッションを出し入れする部分に使えるから、ボタンもファスナーも用意する必要がなく、簡単です。

【つくり方】

(1) チャコペンで線を引き、Tシャツをカットする

チャコペン

中に入れるクッションに合わせ、上下左右各1cmずつ縫い代をとりTシャツにチャコペンで線を引く(45×45cmのクッションなら47×47cm)。肩の縫い目などにかかってもOK。線に沿ってハサミでカットする。

 

(2) シャツをカットする

シャツをカット

裏面に使うシャツにも、Tシャツと同様にチャコペンで線を引き、ハサミでカットする。このとき前立てのボタンが中心にくるようにする。

 

(3) 中表にして生地を合わせてマチ針でとめる

マチ針でとめる

(1)と(2)を中表にして合わせ、ずれないようにマチ針で1辺につき4~5 か所ずつとめる。

 

(4) 4辺をミシンで縫う

ミシンで縫う

縫い代1cmで4辺をミシンで縫い、シャツ部分のボタンをあける。

ひっくり返す

全体をひっくり返してでき上がり。

ESSE12月号の「洋服お直し&金継ぎ&デコパージュが大ブームリメイク お手入れの世界」では、洋服リメイクのほかにも、金継ぎやデコパージュのやり方や、リメイク好きの俳優・のんさんのインタビューも。ぜひチェックしてください。