●(2)「ものの使い方」を仕切り直す
すべての画像を見る(全3枚)ものの持ち方と同じように、ものの「使い方」も改めて見直してみましょう。
たとえば、日用品などの消耗品、洗剤やタオルなど、使いきれないほどの種類やストックをもっていませんか? 今年の10か月間で、ちゃんと使ったものだったのか、使いきれる量だったのかを思い返してみてください。
○○専用のような用途が限定的なものや種類が多くあると、実際は使う機会が少なくて溜まりがちに。また、たくさんあっても困らないだろうと収納スペースいっぱいにストックを持っていても、結局使いにくくて使わなかったなど、ということも。仕切り直しタイムをきっかけに、今持っているものを活かしきれているか、不便を見逃していないかを観察してみることがおすすめです。
●心地よい暮らしの基準は、いつも自分の中にある
心地よい暮らしの基準は、いつも自分のなかにあります。私は、暮らしの仕切り直しをすることで、日常で疲れて硬くなった思考や体をほぐし、思い込みや不満をいつでも自分で立て直せると感じています。
大掃除は年末でも、片づけは11月からあえて時間を取って取り組んでみると、すこし余裕をもって新しく軽やかなスタートがきれるはずです。寒さがより厳しくなる前に、週1回20分間の暮らしの仕切り直しタイムを取り入れて、すっきりと身軽な暮らしを目指せるようご参考にしていただければうれしいです。