靴以外にも外出時のあらゆる小物を収納できるとして、人気の「シューズクローク」。自宅のリノベーションの際に、シューズクロークを導入したライターの小林ユリさんですが、使ってみて後悔が芽生えたと言います。今回、その反省点についてつづってくれました。

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シューズクローク
玄関に設けた収納スペース「シューズクローク」。でもそこには落とし穴が…
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玄関には家族全員の靴や雨具、その他いろいろな小物類が集まります。しかし、その反面“家の顔”ともなる重要な場所です。そして来客時には必ず見られてしまう場所でもあります。最近では、いつでも整った状態にしておけるようにとシューズクロークを取り入れるお家も増えてきているようです。

わが家も同様で、まさに「玄関のたたきに脱いだ靴が散らかるのはいやだし、玄関に収納したい小物類を一箇所にまとめて収納できるスペースが欲しい」と思ってシューズクロークを設けました。それなのにいざ使ってみると、使い勝手の悪さに驚きました。

せっかくシューズクロークを設置したのに、使いにくいのでは困ってしまいます。わが家のシューズクロークにおける後悔ポイントをご紹介します。

●1:デッドスペースが多く生まれてしまった

デッドスペース

このデッドスペースを消すために、棚をL字かコの字にすればよかったと後悔しました。

型通りのプランでつくったのが、ちょうどわが家のようなシューズクロークです。正面の壁一面に数段の棚があるだけなので、靴の収納力だけを見るなら普通の下駄箱よりも上ですが、シューズクロークに入れたいものはコート、傘、防虫剤、除草剤、防水スプレー、園芸用品など他にもたくさんあります。デッドスペースになっているほかの3面の壁に棚があれば、これらの雑多な小物類の置き場所にすることができたのではないかと思います。

●2:においがこもってしまう

シューズクロークの換気

においこもり防止のために、換気扇をつければよかったと思います。

脱いだばかりの靴を収納すると、梅雨時や秋の長雨時期などのジメジメした時期にはにおいがこもってしまいます。せめてもの抵抗で、扉の代わりにつけているロールカーテンを常時開けていますが、そうすると玄関中ににおいが広がってしまうことも…。濡れた靴はよく乾かしてからしまうこと、靴用の消臭スプレー、玄関用の消臭剤を併用することでなんとかしのいでいますが、換気扇をつけておけば解決できた問題かもしれません。