●ひとりでは運べない大きな家具は早いうちに手放したい

これまで、使わなくなった家具や、使えるけれどサイズを小さくした方がいいと思った家具、目的があって処分しないといけなくなった家具などは、処理センターへ運ぶ、家に買い取りに来てもらうか売りに行く、解体して分けて処分するなど、いろいろな方法で手放してきました。

タンスを処分
息子の部屋のタンスを処分したとき
すべての画像を見る(全3枚)

もちろん私ひとりではできませんでした。夫を中心に、娘やお婿さん、夫の友人や同僚、私の義弟など、頼れる人には頼り助けてもらいながらです。

私がこの年齢までに手放してきてよかった家具は以下です。

・子どもがいなくなり余ってきたベッド(フレームが壊れかけていました)

・使わなくなった学習机やドレッサー、カラーボックス

・部屋を広く使うためには邪魔だった子どものタンス

・リフォーム後のLDKに置くには大きすぎた食器棚

・捨てて中身がなくなった食品用の別のラック

・中身を片づけたらスカスカになってきた大きなテレビボード

もちろん、60代になっても70代になっても、重たい布団や大きな家具の処分はできます。体力や気力には個人差もありますし、プロに頼むという手もあるからです。ただ私は、持病で手が使いにくいこともあったので、50代で迎えた2つのタイミングに合わせ、「今しかない」と順番に手放してきました。

家具を手放した2つのタイミングとは…。ひとつは、子どもの結婚、出産などで、泊まれる部屋を1部屋つくりたかったとき。もうひとつが、骨折した義母をよんで同居するため、1階のリフォームをしないといけなくなったときでした。