●献立がラクになる!「出すだけ小鉢」アイデア

具体的な「出すだけ小鉢」のバリエーションを教えてもらいましょう。

<バリエーション例>

  • カップから出すだけ→納豆、もずく、玉子豆腐、漬物、キムチなど
  • カットするだけ→トマト、キュウリ、冷ややっこ(薬味も)、ニンジン、セロリ、山芋など
  • ゆでるだけ→トウモロコシ、枝豆、ブロッコリー、ホウレンソウ、ゆで卵など

まさに、おかず以前のおかず。1品はこれでよいと思うと気がラクになります。そのほかにも、便利に使えるのが「お刺身」だといいます。

刺身
すべての画像を見る(全5枚)

「少量のお刺身をカルパッチョにすると、サラダ仕立てのもう一品になります」。鯛やマグロ、ホタテといった刺身をベビーリーフなどの青菜の上にのせ、お好みのドレッシングをかけるだけ。前菜感覚でシチューやパスタの洋食献立によく合います。

献立

「スーパーで売っている焼きイモも、なにも思いつかないときによく活用します」。おかずのボリュームがたりないかな? というときや、鍋のときの副菜にもよいそうです。

また、副菜としてではないのですが、「うちではフルーツも夕食時に一緒に出します。全体の見栄えもよくなるし、もし食べなくても朝食に回してしまえばいいので」とも。華やかさにも一役買うし、夕食後の団らんにもいいですね。

●☆栄養士のれしぴ☆初の献立本が発売中!

書影

クックパッドのつくれぽ数&殿堂入りレシピ数No1! 大人気レシピ作者☆栄養士のれしぴ☆初の献立本『クックパッド☆栄養士のれしぴ☆の簡単3皿で毎日らく献立』が発売中。

クックパッドにて、不動の人気を誇る著者が、献立に悩む人に向けて、考えなくても献立が決まる方法を提案。「料理をすることよりも、献立を決めるほうが大変」という方に、ピッタリの方法を考えました。

それは、大・中・小のお皿を並べて、それを埋めていくというやり方。1つ目は、主菜のタンパク質中心のおかず。2つ目は、あえ物、炒め物、酢の物といった定番中心の副菜。3つ目は、名づけて「出すだけ小鉢」。冷ややっこや枝豆、漬物など、簡単なもので埋めればOK。

この方法なら、事前に考えていかなくても、スーパーへ行ってからでも、その場で献立をつくることができるはずです。

著書内では、1000人以上がつくれぽした「殿堂入りレシピ」を中心に、みんなが大好きなおいしいレシピの3皿献立を30日分ご紹介。つくり方は、すべてプロセス写真つきで、コツやポイントをわかりやすく説明しています。著者宅のリアルな1か月献立も収録。献立づくりのノウハウがつまった1冊です!

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら