●「面倒くさい」を解決してくれる片づけテクニック~和田ゆきえさん
育児に家事、仕事…毎日忙しい人必見。最小限の手間でおうちの中がすっきりする「ズボラ収納」のやり方は? 整理収納アドバイザーの和田ゆきえさんに教えてもらいました。
(1) 「あけない」から、ものの出し入れがスムーズに
すべての画像を見る(全12枚)あけるアクションをなくせば出し入れがスムーズ! 戸を外せる場所から取り入れてみて。
ふすまを外してロールスクリーンに。「ふすまだと片側ずつしかあかないから、『こっちじゃなかった』ということも。普段はあけっぱなしにし、来客時にロールスクリーンで隠します」
(2) ブックスタンドの裏技で引っかかりにくくする
普通に置くとブックスタンドの底の厚みに本が引っかかりがちに。「底が奥になるように向きを変えて入れたら、スッと本がしまえました。小さなストレスも見逃しません!」
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●押し入れを快適スペースにチェンジ~宮本玲花さん
3人の子どもとともに狭小団地で暮らすシングルマザーの宮本玲花さん。おうち時間が増え、テレワークや自宅学習をする人も増えている中、彼女は押し入れをワークスペースとして活用中。そのコツを教えてもらいました。
(1) ふすまを取り外し、開放感を
わが家は54平米の狭小団地で、私の仕事用デスクや子どもたちの勉強机を置くスペースはありません。以前はダイニングテーブルで仕事をしていたけれど、仕事の途中で食事をつくらなくてはいけないときもあり、その都度片づけるのがストレスでした。
そこで、リビングの押し入れをワークスペースに変えてみたところ快適に。
(2) 壁紙は貼らない!
押し入れをデスクとして使い始めるとき、凝ったDIYはしませんでした。その理由は2つあります。
1つ目は、押し入れを柔軟に活用するため。
今のわが家はものが比較的少ないほうだと思うけれど、子どもたちが大きくなってものが増えたとき、また収納として使いたくなるかもしれません。デスクとしてつくり込んでしまうと、柔軟に変更できないのは不便だと考え、最小限のシンプルな工夫にとどめました。
2つ目の理由は、身軽な暮らしのため。
わが家は賃貸なので、いつか引っ越したいと思ったときに原状回復に苦労せず、身軽に動ける暮らしを保ちたいと考えました。築年数が古いわりには、押し入れの中のベニア板に目立った汚れがなかったのも、ラッキーでしたね。
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●ものを減らして暮らしをラクに~おふみさん
整理収納アドバイザーとして活躍し、ESSEonlineの連載でもおなみじのおふみさん。彼女のミニマリストなおうちから学ぶ、ものを減らしてお気に入りを際立たせたお部屋づくりとは?
(1) 部屋には必要最低限のものだけを置く
汚部屋から心機一転、ミニマリストに。ものを減らしたことで、家がもっと好きになったというおふみさん。その過程では、約130kg分のものを捨てたことも。
「服や器をはじめ、ベッドやソファ、炊飯器など一般的な家にあるものでも、メンテナンスが大変だと感じたら手放してきました」
ものが多かった時代は家事がいき届かず、「家にいるのがストレスだった」というおふみさんですが、部屋が片づいた今は、心からおうち時間を楽しめるように。
「視界がすっきりしているので、どこを切り取っても“好きな空間だな”と思えるんです」
(2) 和室に置くのは布団のみ
「畳でくつろぎたくて、今の部屋を選んだ」という和室は、寝室として利用。
「起きたら布団をハンガーへかけ、脱いだパジャマは壁のフックにつるした白のバッグの中へ」