1:クレジットカードはやめて現金払いに
クレジットカードの利用は、いったん休止して現金主義に。
「ウォールポケットに現金で予算を入れ、週ごとに予算を財布に入れて買い物しましょう。使い過ぎると目に見えて現金が減るので自然にブレーキがかかり、予算意識が身につきます」
2:日用雑費の範囲を決める
すべての画像を見る(全13枚)「日用雑費は、日用品5000円+夫のワイシャツのクリーニング代5000円=1万円を目安に」
妻の化粧品代は、妻のこづかいを決めてそのなかでやりくり。日用雑費に入れていた洋服代は、今後は、ボーナスから年間予算をとることにしました。
3:宅配サービスはしばらくお休みする
ついで買いを助長する宅配サービスも、しばらくお休みします。
「カタログを見て欲しいものをガマンするより、習慣を変えた方が出費カットがラク。家の在庫や財布の残金を確認しながら買い物メモをつくり、スーパーに行く方法でムダ買いを封じ込めて」
4:外食の回数を減らす
週末、動物園や遊園地に遊びに行くと外食するのが習慣で、多い月は外食代だけで1万円超に。
「外出先での食事は2回に1回と決め、お弁当を持参したり、家で食べてから出かけるなど工夫しましょう」
5:夫のこづかいは5000円アップ!代わりに飲み代と散髪代を含める
夫のこづかいは、追加分を月平均にして上乗せ。
「3か月に1回飲み会で1万円(月3000円)、2か月に1回散髪代で5000円(月2000円)で、5000円アップに。その代わり追加はNG。金額が増えるから夫もいやがらないはず」
6:食費へのこだわりは優先順位をつける
「すべていいものにこだわると、出費は増える一方。大事なもの、削っていいものを決めましょう」
子どもたちが大好きな果物は削らない代わりに、お菓子のムダ買いをカットすることに。
7:妻のこづかいを決めて予算内に収める
「家計からズルズル出していた妻のこづかいは、こづかいをとって予算化を。専業主婦のこづかいは、5000円〜1万円が一般的です」
こづかいは千円札で下ろして、使い道ごとに金額をあらかじめ決めておけば、ムダづかいも防げます。
8:貯金の目標をきちんと設定する
予算を守る原動力は、貯金の目標。
「『冬休みに家族旅行』『お正月に豪華なおせち』など、目標を設定しましょう。がんばる意欲が湧きますよ」
Uさんも、「来年の二男の習い事月謝のために、今からがんばります!」と前向きに。
9:期限を決めて夫の協力を仰ぐ
宅配サービスに注文していた重いお米やオムツは、夫と一緒に買い物へ。
「やりくりの成功に、夫婦の協力は不可欠。予算意識が身について宅配サービスを再開するまでの期間だけとお願いすれば、夫も面倒がらずに協力してくれるはず」
10:ネット通販は手間をかけても欲しいものだけに
ネット通販の支払いも、しばらくはカードを使わずにコンビニ払いや代引きにします。
「決まった予算のなかで、コンビニ払いの手間や代引き手数料を支払っても欲しいかどうか、じっくり厳選して買う習慣がつきます」