家の中に入ってしまった紙は小さく捨てる
ここまで、家に入れない工夫を紹介してきました。しかし、どうしても入り込んでしまう紙ものはあります。
チラシなどの紙類は、筆者の住んでいる地域では「透明または半透明の袋に入れて捨てる」のがルール。つまり、処分用の袋が別途必要になります。そこで筆者は、小さく捨てることで、できるだけ必要なゴミ袋の数を減らす工夫をしています。その手順を紹介しましょう。
●チラシ類のようなシート状の紙の場合
すべての画像を見る(全14枚)チラシ類は、A4サイズの1/4サイズにカットします。
これをA4サイズの封筒(使用ずみの袋を活用)に入れます。
ただ入れるだけではなく、整列させて入れると、かなりの量が入ります。
雑然と放り込んだ場合は、10L、20Lといった大きな袋が必要だった雑紙が、A5サイズまで小さくなります。この状態にしてから、規定のゴミ袋の中に捨てます。
●紙製のボックスを処分する場合
食品が入っていた紙箱やティッシュボックスなどは、そのまま袋に捨てるとかさばります。空気も捨てているのと同じなので、大きな袋が必要に。
そこで、ハサミでカットしてしまいます。たたむだけでは空気の層ができてしまうので、カットした方がよりコンパクトになるのです。
なるべくサイズをそろえるのがコツ。
そのままバサッとゴミ袋に捨てずに、一度紙袋(使用ずみ)に入れてしまいます。
袋の中の空気を圧縮すると、驚くほど小さくなります。このようにしてから、規定のゴミ袋の中へ。
以上、チラシや迷惑郵便物など、自分の意志とは関係なく侵入してくる紙もの対策をご紹介しました。自分の大事な時間や体力を、必要のないものの整理で奪われるのはもったいないです。家に入れなければ、その作業はなくなります。雑紙処理の時間がない暮らしは、とても快適です。