ファミリークローゼットのデメリット

一見するとよいことだらけのファミリークローゼットですが、実際に毎日使っているとデメリットを感じることもあります。

●1:身支度の時間を家族とずらす必要がある

身支度のわが家のファミリークローゼットは約2畳しかないので、身支度をする時間帯が被ると混み合ってしまいます。出勤時間が被りそうな場合には、どちらかが少し早く起きるなど、あえて時間帯をずらさなければなりません。

●2:においが気になる

ファミリークローゼットの窓
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体臭の残り香のほか、柔軟剤や香水のにおいうつりが気になります。雨の日や夏場の暑い時期などはとくに顕著に感じられます。
換気用に窓をつけていますが、それでもにおい問題を完全にクリアにすることはできませんでした。

 

ファミリークローゼット導入の際にやっておけばよかったこと

これは実際に使ってみてわかってきたことなのですが、ファミリークローゼットの使い勝手を上げるため、設計段階でしておけばよかったと後悔していることがあります。

●1:棚をつければよかった

ファミリークローゼット内の収納

細かく分けて収納できる棚があればバッグやポーチ、アクセサリー類の収納が楽になったことでしょう。現在はカウンターを設置していますが、やはり本来の用途ではないので収納力は低めです。

●2:センサーライトにすればよかった

ファミリークローゼットのスイッチ

両手に服を抱えた状態で壁のスイッチを押すのは地味に大変。センサーライトならストレスフリーだったろうなと思います。

●3:鏡をつければよかった

ファミリークローゼット内の鏡

ここで一気に身支度をしてしまうので、鏡を壁に設置できたらよかったです。床に姿見を置いていますが、ただでさえ狭い空間なので邪魔になります。

●4:普通の部屋としても使用できる設計にしておけばよかった

ファミリークローゼットの中身

この先家族の増減などにより、部屋の使い方を変えたくなる日が来るかもしれません。臨機応変な使い方ができるよう、ハンガーパイプを取り外し可能にしておけばよかったです。

後悔先に立たずとはよく言ったものですが、せめて筆者の失敗を皆様の家づくりのお役に立てていただければ幸いです。