リビング入口にコート類をかける共有クローゼットを

リビング入口のクローゼットの様子
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リビングに入るドアのすぐ隣には、広さ0.3畳ほどのクローゼットがあります。ここにはおもに、日常よく使うコートやジャケットを入れることに。

 

リビング入口のクローゼットの中

幅80㎝の小さいクローゼットですが、使用頻度が高いアウターのみ収納するため、コンパクトでも問題ありません。季節ごとの衣類は自室のクローゼットに入れておき、衣替えのタイミングで入れ替えます。

とくに筆者は花粉症持ちということもあり、アウターをほかの衣類と一緒にしたくありません。コート専用のクローゼットは必須でした。

 

子ども部屋には0.6畳のクローゼットを

子ども部屋のクローゼットの中

子ども部屋は約5畳という大きさのため、収納をどうつくるか迷いました。予定どおりウォークインクローゼットをつくることができたら、そこを家族で共有し、子ども部屋の収納はなくして、なるべく広くしようと思っていました。

この案は不採用になったので、代わりに、衣類が入るギリギリの奥行きで、0.6畳のクローゼットをつくっています。

単独のクローゼットとしてはものたりない大きさ。でも、ルームウエアなどは共有クローゼットに収納できるため、今のところ、意外と余裕があります。

以上のように、結局わが家では、大きなウォークインクローゼットをつくらなくても、効果的に収納を配置することで、とても使いやすい家になりました。

ウォークインクローゼットは、人が通るスペースも必要になってきますが、通常の壁面収納タイプならそういったムダもなし。わが家のように、コンパクトな家にはぴったりです。

一か所に大きい収納があるのも魅力的ですが、十分な広さも取れず無理につくって使い勝手が悪くては、本末転倒になってしまいそう。クローゼット大きさよりも「なにを」「どこに」「どのくらい」入れるか考えて、収納をつくるのが重要だと感じました。

わが家のプランが、家づくりの参考になれば幸いです。

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