眉メイクの極意(3) ペンシル、パウダー、マスカラを使い分ける
すべての画像を見る(全5枚)眉メイク用品といえば、ペンシル、リキッド(毛を一本ずつ書き足す)、パウダー(面で生えているように見せる)、マスカラ(眉の色を変えるもの)などさまざま。自分の眉毛のかたちと理想の眉スタイリングを比較しながら、使うべきアイテムを見極めていきましょう。
「アイブロウブラシは、斜めカットのものが一般的。ブラシの長いほうを眉頭側に当てると、カーブにうまくフィットします。ブラシを上向きに立てると眉毛のふわふわ感、横に寝かして書くと細い線が書けるように。すでに毛が生えている部分にはいちばん薄い色を、生えていないところに濃い色をのせるとより自然な眉毛に近づきます」
●眉マスカラは1段明るいトーンを選ぶ
少し前は“眉の色=髪の色と同じ”と言われていましたが、最近はメイクやファッションにあわせて遊び心を加えるスタイルも人気だそう。眉マスカラを塗るときは眉尻側から毛を逆立てるように色をつけて、最後に毛流れを整えて。一度毛を立ててボサボサにすることで、毛だけに色がつき、発色と肌馴染みの良さを両立できます。
「眉マスカラ選びに迷ったら、なりたいイメージよりも『1段階明るいトーン』を選ぶとよいでしょう。はじめてカラーマスカラにトライするときは、赤やオレンジ、オリーブなどがおすすめです。軽くニュアンスを足すだけで、グッと垢抜けますよ」
メイク難民のライターがチャレンジ!眉メイクで今っぽ顔へ
これまでのポイントを守りながら、眉メイクをアップデートしてみました。
【Before】
5年間、同じ眉メイクをしてきた筆者。普段は、ペンシルで縁取り+軽くパウダー+マスカラをべた塗りがお決まり。もともと濃い自眉がさらに力強い印象になり、野暮ったく見えるのが悩みでした。
【After】
好きな右眉のかたちに合わせて、左右対称になるよう調整。左の眉尻の毛が薄いところだけペンシルで描き足し、あとはパウダーでふんわり感を出していきます。垢ぬけた印象になるよう、髪色よりも明るめの薄茶色の眉マスカラで色をつけました。
ふんわりとした質感と今っぽい明るめカラー、そして眉山(黒目の外側)から眉尻までを緩やかに下げたことで、トレンドを感じつつもやさしい印象に! こんなに簡単にテンションが上がるなんて。
ファッションやヘアスタイルを変えるように、メイクもアップデート。“今の自分”に合う眉メイクが見つかれば、若々しさと自信を手に入れられるはず。
BAパンダさんと漫画家の吉川景都さんの共著『メイクがなんとなく変なので友達の美容部員にコツを全部聞いてみた』(ダイヤモンド社刊)は、大人のメイク学び直しの決定版。漫画でわかるコツが満載です。