野菜がおいしい、夕日がきれい、それだけで毎日が楽しい
すべての画像を見る(全15枚)「夫は出勤しますが、私は家で仕事。ワークスペースから眺める景色やとてもきれいで癒やされます」(妻)
「休日はもっぱら庭仕事や子どもと遊び、食事も3食、僕がつくります。結構忙しいのですが、この土地で、子どもたちをのびのび育てられるのはとても幸せなことですね」(夫)。
夫にとって、都会で仕事をしていたときとは違う忙しさも。しかし、苦にならないのだとか。「この辺りは野菜がすごくおいしいんです。しかもご近所からは採れたての野菜をよくいただきます」(妻)とご近所関係も良好です。
家の外観は、風景となじむ、いかにも平屋らしいプロポーションです。駐車場をくの字に角度をつけて家とつなぐことで、道路側からの視線をさえぎっています。
細長い芝の庭。「遠景である山並みを室内に取り込むため、リビング開口の前に木を植えて近景をつくり、自然とつながる一体感を感じられるようにしました」(飯田さん)。
芝張りは夫のDIY。「ここでゴルフの練習ができればいいなと思っていましたが、芝張りは想像以上にたいへん。でも楽しいんですけどね」(夫)。
四季の移り変わりを美しく切り取るピクチャーウインドゥ。「窓から見える風景が大好きです」(妻)。
LDKはゆったり。プライベートスペースはコンパクトに
キッチン前にある妻のワークスペースには大きな横長の窓がつけられました。将来的には子どもたちのスタディコーナーとしても使えます。
2つの子ども部屋につけられた窓。上下につけられた小さな窓は、壁を介して上下に設けられたベッドの通気窓。外壁の板張りはもちろん構造材や室内の仕上げ材にも、栃木県産の日光杉が使われています。
玄関からいちばん奥に位置する寝室。パブリックな空間からは切り離されているので、ゆったりと落ち着いて休めます。
窓の内側に障子を入れることで和のテイストをプラス。断熱性も高まります。この部屋には大型のウォークインクローゼットが設けられました。
コンパクトな子ども部屋。向かって左側のベッドは上下に分かれていて、それぞれの部屋側から使える仕掛けになっています。
明るく清潔な洗面室。洗面ボウルの前の窓から自然光を取り込みました。洗面台下は自由に使えるようオープンに。モザイクタイルが白い空間のアクセントです。