本日10月16日は、世界食糧デー。世界の飢餓や栄養不足と、その解決策について考える日です。
世界では、生産された食べ物の3分の1が廃棄されているという現状が。残念ながら、日本も食品ロス大国のひとつです。

サンマの肝がアクセントに!ワインがすすむワンランク上のおうちパスタ

ここでは、捨ててしまいがちなサンマの肝で、ワンランク上のパスタがつくれるレシピをご紹介。

ワインがすすむワンランク上のおうちパスタ
捨てがちなサンマの肝が、おしゃれなパスタに!
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サンマの肝にはビタミンや鉄分などの栄養が豊富に含まれているので、捨ててしまうのはもったいない! このレシピなら、最後までムダにせず食べきることができます。

提案してくれたのは、ネットなどで精力的にレシピを発表し続けている泉山裕子さんです。

【材料(2人分)】

・パスタ 180g
・塩(パスタをゆでる際に使用) 18g
・サンマ 2尾
・トマト 中2個
・青ジソ 1袋
・ニンニク 2かけ
・塩・コショウ 適量
・小麦粉 適量
・オリーブオイル 大さじ3
・しょうゆ 小さじ2
・スダチ (好みで)

【肝ソースの材料】
・サンマの肝 2尾分
・オリーブオイル 小さじ2
・ニンニク(すりおろし) 1かけ
・塩・コショウ 少々

【つくり方】

トマトは角切り、ニンニクはみじん切り

(1) トマトは角切り、ニンニクはみじん切り、青ジソは千切りにする。肝ソース用のニンニクはすりおろしておく。

サンマは頭をおとして

(2) サンマは頭をおとして肝を取り出し、水洗いしてから3枚におろし、小骨を取る。おろした身に塩をふって10分ほど置き、水気をふいたらコショウをふる。

サンマの身を食べやすい大きさに切り、小麦粉をまぶす

(3) (2)のサンマの身を食べやすい大きさに切り、小麦粉をまぶす。

サンマの肝を包丁でたたく

(4) (2)で取り出したサンマの肝を包丁でたたく。フライパンにオリーブオイル小さじ2を弱火で熱してすりおろしたニンニクを加え、香りがしてきたら中火にして(2)の肝を加えて火を通し、塩・コショウをふる。

(5) 鍋にたっぷりの湯を沸かして塩を加え、パスタを袋の表示通りにゆでる。

両面がこんがり焼けたらいったん取り出す

(6) 大きめのフライパンにオリーブオイル大さじ1を中火で熱し、(3)のサンマを皮目を上にして入れて、両面がこんがり焼けたらいったん取り出す。

サッと炒める

(7) (6)のフライパンにオリーブオイル大さじ2とみじん切りのニンニクを加えて弱火にかけ、香りがしてきたら中火にし、トマト、しょうゆ、塩・コショウを加えてサッと炒める。

パスタ

(8) (7)にパスタ(6)のを加え、ざっくり混ぜ合わせて火を止める。

(9) 味見をして薄ければ塩・コショウで味をととのえてから器に盛りつけ、青ジソと、好みでスダチをトッピングして完成。

いただく際に途中で肝ソースを加えると、ほんのり苦味がアクセントになり、違った味が楽しめます。

おいしく肝をいただくためにも、なるべく新鮮なサンマを選んでくださいね。

国連WFPでは、10月31日まで、「ゼロハンガーチャレンジ」を開催中。

残りものや余りものを使ったレシピをSNSにアップし、「#ゼロハンガーレシピ」「#wfp」という2つのハッシュタグを入れると、1つの投稿につき100円が途上国への食料支援に寄付されます。

こちらのレシピも「#ゼロハンガーレシピ」のひとつ。余りがちな食材も、この機会にぜひ活用してみてください。

ゼロハンガーチャレンジについて詳しくは、

「国連WFP世界食糧デーキャンペーン2018」公式サイト