箱石さんの元気の源4つ
105歳という高齢でありながら、箱石さんは健康体そのもの。歩くのにも杖いらず、背筋はピシッ! 医療の専門家も驚くほど。105歳になっても元気でいられる、毎日を支える暮らしの工夫とは?
●予約がある限り現場には立つ
すべての画像を見る(全7枚)かつては理容イスが3席あったという店内に、今は1席。予約が入れば白衣を着てハサミを握ります。
「お客さんの笑顔が生きがいです。でも、最近は手が震えちゃってね…」。
ハサミやカミソリを扱う手さばきは今もしっかり鮮やか。
●毎日、時間をかけて体力づくり
「ベッドの中から始め、簡単な筋肉トレーニング。最後はウォーキング。1時間以上かけてやります」
毎日続けることで、体の負担が減り、ラクに動けるそう。
●3食しっかりかんで食べる
食べることも元気のコツ。こちらはお昼ごはんで、温野菜や漬物、魚を中心に。毎日3食、必要なビタミンやミネラル、タンパク質など、栄養のバランスを意識しています。
●近所の友人とコミュニケーション
この日訪れた友人、佐藤文子さんは87歳。
「3歳ぐらいのとき、うちへ髪を切りに来たのよね」と箱石さん、はや80年以上のつき合いです。
「今じゃ私の方が年上に見られちゃうんだから、シツイさんはすごいですよ!」(佐藤さん)