アウトドアリビングとして人気のウッドデッキ。しかし雨風にさらされて汚れやすいのが悩みのタネです。ウッドデッキを設置してから1年半になる日刊住まいライターは、カビや汚れが目立ってきた人工木ウッドデッキをセルフメンテナンスすることに。まるで新品のような仕上がりになりました。その簡単な方法と工程をレポートします。
すべての画像を見る(全6枚)まだ設置して1年半のウッドデッキにカビを発見
筆者は、夫婦と2歳の子どもの3人家族。1年半ほど前に新築の建売住宅を購入しました。
夢のウッドデッキを設置したのも束の間、人工木でメンテナンスがラクと聞いていたのに、カビが生え、汚れも目立つように。
水洗いをしてみたものの、軽く汚れが落ちるだけで完全にきれいにはなりません。そこで、本格的なメンテナンスをすることにしたのです。
ホウキや水を使って軽い汚れを一掃
まずは、ホウキでウッドデッキの上のゴミを掃き出しました。次に、ウッドデッキ全体をホースの水で軽く濡らし、台所用の中性洗剤を使用してタワシでやさしくこすります。ある程度の汚れが取れたら、水で流します。
普段使っている塩素系漂白剤でカビを漂白
掃除をしてある程度きれいになりましたが、カビが残っていため、今度は漂白です。
手袋をして、塩素系漂白剤を吹きかけました。数分放置して、漂白剤が残らないようにしっかりと流すことが重要なポイント!最後に乾ぶきをしてウッドデッキの汚れ取りは完了です。
※塩素系漂白剤は、クエン酸などの酸性のものと混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に同時に使用しないでください。使用する場合にはゴム手袋をして、作業するようにしましょう。今回紹介しているのは、人工木の場合の掃除法です。自然木のデッキには使用しないでください。また、必ず目立たないところで試してから使用しましょう
きれいを保てるようにコーティング剤を塗布
せっかくきれいになったので、そのままの状態を保つため、コーティングをすることに。さっそく近所のカインズホームへ出発。
使用したのは、「カインズ」の「人工木・アカシアデッキ保護剤0.7kg」1480円(税込み)と、「ホビーペイント用刷毛 2インチ」198円 (税込み)。紫外線吸収剤の配合により、人工木やアカシアデッキ材の色あせや劣化を防止します。
実際に塗ってみると、独特なにおいもなく塗りやすかったです。保護剤の容器には「乾燥時間:約2時間」と書かれていました。
また、使用したカインズの保護剤は容量0.7kgと1.6 kgの2種類がありましたが、広さ縦2m×横3m、柵のあるわが家のウッドデッキは、0.7kgの保護剤で十分にたりました。