これからの人生、老後を不安に思ってばかりではもったいない! セカンドライフを少しでも楽しく過ごすために、無理のない範囲で働くための「50代からの職探しのコツ」をご紹介します。身近なハローワークや、50代60代の積極採用を行っている企業にも直撃、自分に合う働き方の参考にしてみてください。
この記事は「これからの暮らし」vol.2(2022年5月発売)に掲載された内容を再編集しています
だれでも気軽に仕事が探せる!知っておきたいハローワークのこと
すべての画像を見る(全4枚)ハローワーク(公共職業安定所)は、国が運営する地域の総合雇用サービス機関。全国に544か所ありますが、上手な活用方法がわからないという声も…。そこで、利用手順や気になる疑問を厚生労働省に直撃! ズバリ教えてもらいました。
●ハローワーク賢い利用の手順
STEP1:手ぶらでもOK! ハローワークを訪ねる
<まずは窓口で相談!>
最初に「求職申込み」をします。全部書けなくても大丈夫。相談員にどんな職種、勤務時間の仕事を探しているかなどの希望を伝えます。
<事前に考えておくとよりスムーズ!>
その場ですぐに相談が始められるように、先に仕事や趣味、家事など「今までしてきたこと」「できること」「これからやりたいこと」を整理しておくのがおすすめ。
STEP2:仕事探しの条件を決め、登録
<登録すると継続的に仕事を紹介してもらえる>
こだわりたい条件(何時には家にいたい・稼ぎたい金額など)と譲ってもいい条件(内勤希望だが、行き先が決まっているなら外出する仕事でもいい、など)を決め、基本情報とともに登録。登録することで、自分の希望や特性にマッチした仕事を継続的に紹介してもらえます。
すべて一人で決めなくても大丈夫。窓口で相談しながら一緒に考えることもできます。
STEP3:求人探し&応募準備
<具体的な求人を探す>
登録した条件を基に、相談員と一緒に求人を探します。見つからない場合は、STEP1・2に戻って条件の見直しを。「ハローワークインターネットサービス」で、自宅のパソコンやスマホでも、登録前から検索が可能です。
<見つかったら応募準備!>
応募に必要な履歴書や職務経歴書を作成。書き方がわからないときは、相談に乗ってもらえます。
STEP4:応募する
<ハローワークがバックアップ!>
面接のコツなどもアドバイスしてもらえるほか、会社側への口添えや紹介状の発行も依頼できます。
STEP5:採用!
<採用後は労働条件の確認を>
条件が違うなど困ったことがあれば、ハローワークがフォローしてくれます。