汚れをためない!<梅雨の洗面所の掃除編>
湿気がこもりやすくカビが発生しやすい洗面所も、特別な掃除用具がなくても簡単にお掃除することができます。
●洗面ボウルのカビ
<使うもの>
・メラミンスポンジ
【メラミンスポンジで優しくこする】
「水アカや薄い黒カビ、ピンク色の赤カビは、薬剤を使わずに軽く水を含ませたメラミンスポンジでこするだけでOK」。ボウルがプラスチック製の場合は傷防止のためさらに優しく。
●ソープボトルのヌメリ
<使うもの>
・メラミンスポンジ
【ボトル類もメラミンスポンジでOK】
「茶色がかったピンク色のヌメリは、赤カビ。すぐに落とせますが繁殖スピードが速いため、こまめなふき取り掃除が必要です」。大量についている場合は、中性洗剤で除去。
●排水口のカビ
<使うもの>
・パイプクリーナー
【パイプクリーナーを回しかけて放置!】
浴室と同様、パイプクリーナー(もしくは髪の毛を溶かす強力な塩素系漂白剤)をかけ、しばらくおいてから洗い流す。
●排水口のパーツのカビ
<使うもの>
・サラサラタイプ塩素系漂白剤
・ビニール袋
【塩素系漂白剤にまとめてつけおき!】
大きめのビニール袋や洗面ボウルに、水1Lに対してキャップ1杯(約4ml)の漂白剤を溶かし入れ、パーツを入れて30分以上つけおき。
「浴室の排水口パーツ掃除と同時に行うと効率的です」
●洗濯機のカビ
<使うもの>
・サラサラタイプ塩素系漂白剤
【定期的な掃除でカビも洗濯物のにおいもすっきり!】
50リットルに対して塩素系漂白剤を200ml入れて、槽洗浄モードのスイッチをオン。「そのまま脱水まで完了させます。ゴミ取りネットにたまった汚れは最後に取り除いて」
<きよきよポイント>
【においが気になる場合は酸素系漂白剤でも】
酸素系漂白剤を使う場合は、湯に溶かした漂白剤を投入して、洗濯機を数分回したあとひと晩放置。ドロドロ汚れを排水後に除去して。
<きれいをキープ! 予防法>
【洗濯機のフタはあけっぱなしにする】
見落としがちですが、洗濯機内は湿気がこもりがち。洗濯後は、なるべくフタをあけて洗濯槽を乾燥させておくことが大切です。
塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けてください。
またこの特集で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。
建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。
各種洗剤を使用する際はゴム手袋を、目より高い位置で塩素系漂白剤を使用する際はゴーグルを着用してください。